★カントナ氏「フランスにはサッカー文化がない」
元フランス代表のエリック・カントナ氏は、母国フランスにはサッカー文化、サッカーへの情熱がないと話している。
パリ・サンジェルマンにモナコと、国外からの投資で豊富な資金力を武器とする2クラブが勢いを強めているフランスサッカー界。
元フランス代表のエリック・カントナ氏は、母国フランスにはサッカー文化、サッカーへの情熱がないと話している。
パリ・サンジェルマンにモナコと、国外からの投資で豊富な資金力を武器とする2クラブが勢いを強めているフランスサッカー界。だが、カントナ氏はフランス『レキップ』で、次のように話している。
「リオデジャネイロやロンドンには6クラブある。ローマやバルセロナ、ミラノ、マドリッド、ブエノスアイレス、マンチェスター、イスタンブールなど、大きな街には少なくとも2クラブがある。だが、フランスではパリに2つのビッグクラブを持つことができなかった」
「パリだけじゃない。フランスだけは、一つの街に複数のトップクラブを持つことができていないんだ。トップリーグの話をしているんだよ。フランスにはサッカー文化がなく、サッカーへの情熱がない。これが今の状況だ。これから変わるかもしれないがね」
また、カントナ氏はチケット料金の改定が、サッカー人気につながるとの見解を示している。
「フランスはサッカーを愛しているじゃないかって? そうだね。だが、上も何かできたはずだ。大金で放映権を売っているなら、クラブに対して、一部の席を手にしやすい金額にするように求めるべきだ。貧困層や中流階級の人たちのためにね」
提供:goal.com
2013年10月11日(金)20:04