★リネカー氏がプレミアのスケジュール問題に「自殺行為」
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▽元イングランド代表のギャリー・リネカー氏が、以前から問題視されているプレミアリーグのスケジュール問題について物申した。イギリス『テレグラフ』が、『BTスポーツ』で語ったリネカー氏のコメントを伝えている。
▽元イングランド代表のギャリー・リネカー氏が、以前から問題視されているプレミアリーグのスケジュール問題について物申した。イギリス『テレグラフ』が、『BTスポーツ』で語ったリネカー氏のコメントを伝えている。
▽欧州各国の主要リーグがシーズンの半ばにウィンターブレイクとして中断期間を設ける中、プレミアリーグはまだ同制度を導入していない。世界中から関心を集めるリーグへと成長を遂げた近年では、興行も兼ねて長距離のプレシーズンツアーも行うクラブも少なくなく、ほとんど休暇のない選手たちのコンディション面が懸念されている。
▽リネカー氏はこれらのスケジュールが選手たちだけでなく、チームが臨むコンペティションでの成績に悪影響を及ぼしていると主張。また、イングランドのカップ戦に存在するリプレイ方式の撤廃を求め、プレミアリーグのスケジューリングを痛烈批判した。
「(今シーズンのCL優勝候補はバルセロナ?) 彼らは、より多くボールを保持して相手を疲弊させるスタイルを志向している。我々は毎年のようにクリスマスに訪れる狂気のスケジュールで完全に死んでしまうんだ」
「ボクシング・デイ、元旦とね。それはいいとしても、なぜその半ばの土曜日にもやるんだ? それと、カップ戦のリプレイをなんとかするべきだ。我々のフットボールはおかしい」
「ほとんどの国を見てくれ。2月になれば、わずかだが、彼らは休息を取ったあとだ。その一方、我々はずっと働き続けている。チェルシーの例もそうだろう。彼らはパリ・サンジェルマンよりも良いチームだったが、(昨シーズンのCLで)彼らは負けた」
「(他のリーグに)我々は競争するだけの力がある。しかし、代表でも同じ状況が起きている。これは自殺行為だ。しかし、残念なことに、今はこの状況をどうしようもできない」
2015年9月16日(水)15:35