★かつて“天才”と呼ばれたサビチェビッチ氏「バロテッリは牛」
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▽かつて“天才”と呼ばれ、ユーゴスラビア代表やレッドスター、ミランでプレーしたモンテネグロサッカー協会会長のデヤン・サビチェビッチ氏が現在のミランについて語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽かつて“天才”と呼ばれ、ユーゴスラビア代表やレッドスター、ミランでプレーしたモンテネグロサッカー協会会長のデヤン・サビチェビッチ氏が現在のミランについて語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽ミランの指揮官であるシニシャ・ミハイロビッチ監督とは、ユーゴスラビア代表やレッドスターで共にプレーしていたサビチェビッチ氏。自身もミランではスクデットを3度獲得し、チャンピオンズリーグも1度優勝している。
▽そのミランは、昨シーズンは10位と低迷し、今シーズンもここまで3勝3敗で11位と調子が上がらない。前線の選手について問われたサビチェビッチ氏は、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラやMF本田圭佑らの名前を挙げて答えた。
「ボナヴェントゥーラは試合を通して役割をこなしている。良いシュートを持っているし、尋常ではないシュートを放つ。本田は、ボナヴェントゥーラの代わりになる選手だ。昨シーズンは良いスタートを切った。しかし、今シーズン最も心を打たれたのはクツカだ」
▽また、今夏の移籍市場でリバプールから復帰したFWマリオ・バロテッリ。持ち合わせている才能とは裏腹に、その他の部分での問題が多いことを指摘。どちらにでも転ぶ可能性があると語っている。
「マリオ(・バロテッリ)は全てのことができるし、全てを台なしにすることもある。彼は予測不可能だ。モンテネグロには『5ガロンのミルクを生み出す牛のようだ。そして、全てをキックで蹴り飛ばしてしまう』といった言い回しがある。バロテッリがそういった選手であることミランは認めている。でも、彼がどうなるかは誰にも分からない。もし、彼が正しい行いをしていれば、チームを変えることなく、違うキャリアになっていただろう」
2015年10月3日(土)19:52