★指揮官を56回も代えてきたパレルモ会長、今後は解任のたびに寄付 「監督食い」の汚名返上なるか

「監督食い」のあだ名を返上できるだろうか。パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長がイタリアメディアで、監督を解任するたびに100ユーロ(約1万2000円)を寄付すると宣言した。

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「監督食い」のあだ名を返上できるだろうか。パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長がイタリアメディアで、監督を解任するたびに100ユーロ(約1万2000円)を寄付すると宣言した。

パレルモは今季、11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任したものの、後任のダヴィデ・バッラルディーニ氏も2カ月で解任。1月にギジェルモ・バロス・スケロット氏を招へいしたが、監督ライセンスの問題もあり、次々にベンチで采配を振るう指導者が変わる混乱に陥った。結局、ザンパリーニ会長は15日、イアキーニ氏の復任を発表。自身の責任として、サポーターに謝罪した。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ザンパリーニ会長がサッカークラブの会長になってからの監督解任(及び監督交代)は、じつに56回にものぼるという。しかも、そのうちの11回で、解任した監督を同じシーズンに復任させている。ザンパリーニ会長に「監督食い」というあだ名がつけられるのも当然だ。

当然、今回のイアキーニ監督復任にも、一部から「いつまでもつのか」という冷ややかな視線が浴びせられている。だが、ザンパリーニ会長は『Rai Radio2』の番組で、司会者に「イアキーニを解任したら、100倍の金を払うよ。あなたが1000ユーロ(約13万円)出すなら、10万ユーロ(約1300万円)だ」と賭けを持ちかけた。

提供:goal.com

2016年2月18日(木)14:02

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