★ライオラ代理人にうんざり? ドルトムント、ムヒタリャンをマンチェスター・Uに放出か

ボルシア・ドルトムントMFヘンリク・ムヒタリャンとその代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍を押し通す構えのようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』では、クラブが移籍希望に応じない場合、同選手がストライキに出る可能性が指摘されている。

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ボルシア・ドルトムントMFヘンリク・ムヒタリャンとその代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍を押し通す構えのようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』では、クラブが移籍希望に応じない場合、同選手がストライキに出る可能性が指摘されている。

ドルトムントはムヒタリャンに対して2021年までとみられる契約延長を提示していたが、これをライオラ代理人が先々週に拒否し、同選手をすぐにもユナイテッドへ移籍させることを求めたと報じられてきた。今回の新たな報道によれば、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)がムヒタリャンを来夏の契約満了まで残留させる意志を伝えたところ、ライオラ代理人は激怒して椅子を投げ倒し、いかなる手段を使ってでも移籍を実現させると”脅迫”したそうだ。

ムヒタリャンは2013年に、シャフタール・ドネツクからドルトムントへ移籍する前も騒ぎを起こした経緯があった。移籍を認めないクラブのプレシーズンキャンプには参加せず、シャフタールCEOは「いつ戻ってくるか分からない。彼の振る舞いには疑問を持たなければいけない」と苦言を呈していた。最終的には、当時もライオラ氏が代理人を務めていたムヒタリャンの希望どおり、ドルトムントへの移籍が実現している。

そんなライオラ代理人のやり方には、以前にムヒタリャンのエージェントを務めていたディミトリ・セルク氏も呆れた様子で、「ライオラはヘンリクを調子に乗せている。これほどの対立を引き起こすというのは、彼がライオラの言いなりになっていることを示しているね」とコメント。同業者も首を傾げているようだ。

とはいえ、現行の契約が残り1年となるムヒタリャンを引き留めるとなれば、ドルトムントとしては同様の事態となるリスクを覚悟しなければいけないのも確かだ。したがって『シュポルト・ビルト』の見解によれば、ユナイテッドから4000万ユーロ以上のオファーが届けば、ドルトムントはムヒタリャンの放出を認める可能性がより高いという。

なおイギリス『ミラー』やドイツ『ビルト』は、ユナイテッドは当初提示していた移籍金2400万ユーロのオファーを3600万ユーロに増額したと報じている。ドルトムントはすでにムヒタリャンの代役の獲得を検討し始めているとも伝えられているが、果たして…?


提供:goal.com

2016年6月24日(金)16:38

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