★「腰抜け」発言のアメリカ女子代表GKホープ・ソロが6カ月の謹慎処分

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▽アメリカサッカー連盟(USSF)は25日、アメリカ女子代表GKホープ・ソロ(35)に対し、6カ月の謹慎処分を下したことを発表した。

▽2005年からアメリカ女子代表の正守護神として活躍していたソロは、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドン・オリンピックで金メダル獲得に貢献。

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▽アメリカサッカー連盟(USSF)は25日、アメリカ女子代表GKホープ・ソロ(35)に対し、6カ月の謹慎処分を下したことを発表した。

▽2005年からアメリカ女子代表の正守護神として活躍していたソロは、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドン・オリンピックで金メダル獲得に貢献。2015年の女子ワールドカップではアメリカ代表の優勝に貢献していた。

▽オリンピックで女子サッカーが競技に採用されてから5大会連続でメダルを獲得(金メダル4個、銀メダル1個)してきたアメリカだったが、リオ・デジャネイロ オリンピックでは準々決勝のスウェーデン戦でPK戦の末に敗戦。大会4連覇だけでなく、メダル獲得も逃していた。

▽試合後にソロはスウェーデンの戦い方に苦言を呈し「腰抜けの集まりだった。より優れていたチームが勝てなかったと思う。スウェーデンが勝ち進めるとは思えない」とコメント。しかし、このコメントが処分の対象となった。

▽USSFのスニル・グラティ会長はホープ・ソロの処分について声明を発表。受け入れがたいとし、処分を与える決定を下したことを明かした。

「オリンピック時のスウェーデン戦後のホープ・ソロのコメントは、受け入れられるものではなく、代表チームの選手に必要な行動基準を満たしてしません」

「競技場内の結果だけでなく、オリンピックはフェアプレーと敬愛の念を表すものです。我々は、例外なく、我々の代表選手たちがこの原則を尊重することを期待しています」

「過去にソロが関わった事件を考慮し、アメリカ代表メンバーに適した振る舞いを彼女に要求していた中で、プライベートな会話と同様に、今回の懲戒処分が適切であると決定しました」

▽6カ月の謹慎処分を受けた35歳のソロは、今回の処分により2017年2月までアメリカ女子代表としてプレーできないこととなる。なお、「腰抜けの集まり」と言われたスウェーデンは決勝まで進出。ドイツ女子代表に敗れたものの、銀メダルを獲得していた。

2016年8月26日(金)10:30

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