★元神戸指揮官のネルシーニョ氏がスポルチ・レシフェの監督に就任…2009年以来の復帰

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▽ブラジル・セリエAのスポルチ・レシフェは12日、今シーズン途中までヴィッセル神戸で指揮を執っていたネルシーニョ氏(67)の監督就任を発表した。

▽ネルシーニョ氏は、母国ブラジルの複数クラブで指揮を執った後、1994年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のコーチに就任。

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▽ブラジル・セリエAのスポルチ・レシフェは12日、今シーズン途中までヴィッセル神戸で指揮を執っていたネルシーニョ氏(67)の監督就任を発表した。

▽ネルシーニョ氏は、母国ブラジルの複数クラブで指揮を執った後、1994年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のコーチに就任。1994年1月から1996年12月まで監督を務めた。その後ブラジルに帰国するも、2003年7月に再び来日し、名古屋グランパスの監督に就任。2005年9月まで指揮を執った。

▽再び日本を離れると、サントスやコリンチャンスなどで監督を務め、2009年7月に柏レイソルの監督に就任。J2降格も経験したものの、2010年のJ2で優勝、2011年のJ1ではリーグ史上初となる昇格1年目での優勝を果たし、天皇杯も制覇。2013年にはナビスコカップも制し、国内3タイトルをクラブにもたらせた。

▽2014年12月に柏の監督を退任すると、2015年からは神戸の監督に就任。タイトルこそ獲得できなかったが、チームのベースを作り、2016年の明治安田生命J1リーグ2ndステージでは2位につける躍進を見せていたが、今シーズンは大型補強を敢行するも、成績不振のために解任されていた。

▽ネルシーニョ氏は会見で「日本では監督が外国人選手の獲得に責任を持つため、ブラジルの史上に注意を払わなければいけなかった。いつもチェックしており、情報を求めていた」とコメント。「国外にいたが、ブラジルのサッカーについて考えて、分析し続けていた。選手の獲得についても関与している。何人かの有名選手、若い選手も知っている。いくつか情報は持っているよ」とチーム立て直しに意欲を見せている。

▽ネルシーニョ氏にとっては、2009年以来のスポルチ・レシフェ復帰となる。当時はカンピオナート・ペルナンブカーノ(ペルナンブーコ州選手権)の連覇に貢献。スポルチ・レシフェにとっては再びネルシーニョ氏の手腕に期待が懸かる。

2017年12月13日(水)13:15

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