★クエンカ、豊田、原川! 鳥栖が東口痛恨ミスのG大阪破り下位対決勝利《J1》

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明治安田生命J1リーグ第11節が11日に駅前不動産スタジアムで行われ、サガン鳥栖がガンバ大阪に3-1で勝利した。

「J1開幕10試合で総得点わずか1得点」、「J1ワースト記録の6試合連続無得点」という貧弱な攻撃面を露呈する最下位の鳥栖。

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明治安田生命J1リーグ第11節が11日に駅前不動産スタジアムで行われ、サガン鳥栖がガンバ大阪に3-1で勝利した。

「J1開幕10試合で総得点わずか1得点」、「J1ワースト記録の6試合連続無得点」という貧弱な攻撃面を露呈する最下位の鳥栖。金明輝監督が正式就任後初のリーグ戦となる今節に向けては、フェルナンド・トーレスをベンチに置き、豊田と金崎を前線に起用したほか、新主将の福田が5試合ぶりにスタメン復帰を果たした。

一方、チーム内に良い流れが生まれつつあるG大阪は現在15位。その好転ムードを勝利に結びつけることが求められる今節に向けては、先のルヴァンカップでゴールを決めた三浦がメンバー外となり、菅沼がセンターバックの一角で引き続きスタメン入りしたほか、今野を2試合ぶりにスタートからピッチに送り出した。

自陣に引くことなく、アグレッシブな入りで圧力をかけた鳥栖は、G大阪に中盤でボールを落ち着かせる時間を与えずの戦いに持ち込むと、16分に右CKからキッカーの原川が右足クロスを供給。GK東口が目測を誤り、ボールがファーサイドに流れると、イサック・クエンカが頭で難なく頭で合わせ、鳥栖がリードする。

鳥栖に7試合ぶりの得点を許したG大阪は失点後、ボールの主導権を握り始めたが、相手の執拗なプレッシングに苦しみ、攻撃が停滞。そのなかで、30分にシンプルなカウンターからボックス左に抜け出したファン・ウィジョのパスからアデミウソンが右足でゴールを狙うが、相手の鋭い寄せに遭い、枠に飛ばせない。

試合の主導権を握る鳥栖は37分、イサック・クエンカからパスを受けた原川が巧みなキックフェイントで相手数人の守備網を攻略してフリースペースのボックス左へ。コースを狙い澄まして右足シュートの形に持ち込むが、キム・ヨングォンの身体を張ったカバーリングに阻まれ、追加点のチャンスを逸してしまう。

キム・ヨングォンが執拗な豊田のチャージに苛立つ様子をみせるなど前半を通じてうまくいっていないG大阪は、後半の頭から遠藤を下げて、J3得点王の食野を投入するが、連動した相手の守備に引き続き苦戦。逆に、55分に金崎に追加点のチャンスを許すなど、なかなか相手のゴールに襲いかかるシーンを作れない。

67分に金崎から高橋義希にスイッチした鳥栖は、70分にG大阪がオ・ジェソクを下げ、Jリーグデビューとなる関西大学在学の黒川を投入した直後、ボックス左からイサック・クエンカが上げたクロスが菅沼のハンドを誘い、PKのチャンスを獲得。これを豊田が確実に右足シュートでゴール左に決め、G大阪を突き放した。

最後の交代枠で米倉に代えて矢島をピッチに送り出したG大阪だが、途中出場のフェルナンド・トーレスが90分に放ったシュートのこぼれ球を原川に押し込まれ、3失点目。試合終了間際、食野の一発を浴びた鳥栖だが、これ以上の反撃を許さず、7試合ぶりの白星を掴み取り、連敗を「5」で止めた。

2019年5月11日(土)16:00

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