★ドルトムント優勢もロイスPK失敗響きゴールレスに! バルサはファティがクラブ最年少デビューにメッシが今季初出場《CL》

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チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第1節、ドルトムントvsバルセロナが17日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。

優勝候補バルセロナにインテル、ドルトムントと強豪3チームが同居することになったグループF。

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チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第1節、ドルトムントvsバルセロナが17日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。

優勝候補バルセロナにインテル、ドルトムントと強豪3チームが同居することになったグループF。今回の開幕戦ではドルトムントとバルセロナがいきなり激突した。

前節、レバークーゼンに4-0で快勝したホームのドルトムントは、エースのロイス、フンメルス、サンチョら主力に加え、古巣初対戦のパコ・アルカセルを起用した。

一方、バレンシア戦を5-2で快勝したバルセロナはその試合の先発からカルレス・ペレスに代えてスアレスを起用。負傷明けのメッシは今季初めてベンチ入りを果たすも、古巣対戦のデンベレはケガのため招集外に。なお、超新星アンス・ファティは先発でクラブ史上最年少(16歳と321日)でのCLデビューを飾った。

立ち上がりから果敢にハイプレスを仕掛けるホームチームがまずは主導権を掴む。幾度か相手陣内でパスを引っかけてカウンターチャンスを作り出すと、8分にはボックス付近でパスカットしたアルカセルに決定機も、ここはシュートを枠の左に外してしまう。

一方、相手の圧力がやや弱まった10分過ぎからボールを握り始めたバルセロナは12分にスアレスとの中央でのパス交換からグリーズマンがファーストシュートを放つと、このプレーで得た左CKではアルトゥールのインスウィングのクロスにニアのピケが飛び込むが、頭でのフリックは枠を捉え切れず。

互いにシュートシーンを作り出した中、試合は徐々に拮抗した展開に。25分には自陣でのフンメルスの持ち出しから前線のロイスに仕掛けの縦パスが入り、トルガン・アザールとのパス交換からロイスがゴール前に抜け出す。だが、ここは冷静な飛び出しでコースを消したGKテア・シュテーゲンの好守に阻まれ、絶好の先制機をモノにできない。

その後は互いに守備時にブロックを作る形の慎重な守り方を選択したこともあり、ターンオーバーが少ない遅攻による攻め合いが続く。だが、両チームともに集中した相手の守備を崩し切るまでには至らない。その中で40分には左足を痛めたジョルディ・アルバがプレー続行不可能となり、セルジ・ロベルトが緊急投入されるアクシデントも起きたが、試合はゴールレスで折り返した。

互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりの48分にボックス内でDFアカンジとうまく入れ替わったスアレスがゴール左角度のないところから惜しいシュートを放つが、ここはGKビュルキの好守に遭う。

このピンチを凌いだドルトムントは、ここからボールを握りながらサイドバックとウイングを起点としたサイドアタックで攻勢を仕掛けていく。すると、55分にはボックス右で仕掛けたサンチョの切り返しからDFセメドのファウルを誘いPKを獲得。これをキッカーのロイスが右隅を狙って蹴るが、ドイツ代表の同僚GKテア・シュテーゲンに読まれて先制点とはならない。

守護神のビッグセーブに大ピンチを救われたバルセロナは60分付近にアンス・ファティ、ブスケッツを下げてラキティッチと共に、今季初出場となるメッシを同時にピッチへ送り込んで30分を残して3枚の交代カードをすべて使い切り勝負に出る。

世界最高のフットボーラーの投入でここから一気に試合の流れが変わるかに思われたが、ドルトムント優勢の展開に変化はなし。前半以上にリスクを冒して攻めるホームチームを前にズルズルとラインを下げられ、スライドにも甘さが見えるバルセロナは守備の拙さが全体のプレーに影響を及ぼす形で守勢が続く。さらに、頼みのメッシもオープンスペースで1人、2人と剥がすシーンを作るが、肝心のアタッキングサードでは試合勘、コンディション不足を露呈し、決定的な仕事ができない。

そして、押せ押せムードのドルトムントは64分にロイス、71分にアルカセルといずれも右サイドのアザールからの絶妙なお膳立てから決定機を迎えるが、いずれもシュートを枠に飛ばせない。さらに75分過ぎには途中出場のブラントが強烈なミドルシュートを放つがもクロスバー、直後にはゴール前のロイスにこの試合何度目かの決定機が訪れるが、再びバルセロナの守護神が立ちはだかる。

試合終盤にかけて完全に引き分け逃げ切り態勢に入ったバルセロナはリスクを冒さずセーフティーなプレーを意識する。それでも、試合終了間際の93分にはカウンターからボックス左でスアレスが上げたクロスからメッシに決定機も、左足のボレーシュートは相手DFのブロックに阻まれた。

そして、試合はこのまま0-0でタイムアップを迎え、ドルトムント優勢もバルセロナ守護神の再三に渡る好守もあってゴールレスドローとなった。

2019年9月18日(水)6:08

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