★バイエルン、チェルシー戦で評価急上昇のアルフォンソ・デイビスと新契約交渉

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バイエルンがチェルシー戦で評価急上昇のカナダ代表FWアルフォンソ・デイビス(19)の新契約交渉に動いているようだ。ドイツ『シュポルト1』が報じている。

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バイエルンがチェルシー戦で評価急上昇のカナダ代表FWアルフォンソ・デイビス(19)の新契約交渉に動いているようだ。ドイツ『シュポルト1』が報じている。

バイエルンは25日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでチェルシーと対戦し、3-0で先勝した。

同試合では慣れ親しんだロンドンの地で2ゴールを記録したFWセルジュ・ニャブリ、1ゴール2アシストとエースの仕事を果たしたFWロベルト・レヴァンドフスキの活躍が光った。

だが、普段ブンデスリーガに親しみがないフットボールファンに最も衝撃を与えたのは、攻守両面で爆発的なスピードとテクニック、ボール奪取能力を披露した19歳の左サイドバックだった。

その逸材に関してハンジ・フリック監督が「ピッチで強みをもたらした。本来はウインガーだが左サイドバックでも素晴らしい仕事をしてくれる」と語れば、MFトーマス・ミュラーも「攻守両面でスピードをうまく扱っている。加えて、重要な局面での正確性、効率性が際立っている」と、賛辞を送っていた。

さらに、チェルシー戦での圧巻のパフォーマンスに加え、リベリア出身の両親の下、ガーナの難民キャンプで生まれ、幼少期に難民としてカナダに渡ったという生い立ち。その移住先のカナダで若くして台頭し、世界屈指の名門バイエルンにステップアップを果たしたサクセスストーリーによってバイエルンファンだけでなく、多くのフットボールファンのハートを掴んでいる。

多くのフットボールファンの支持を得たことは嬉しい反面、バイエルンにとっては希少価値が高い左利きの逸材サイドバックの慰留という困難な問題に取り組む必要性が出てきている。

バイエルン加入以前にマンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられたデイビスに関して現時点では目立った動きはないが、今後スペインの2強や資金力があるプレミア勢からの関心は必須だ。

当然、バイエルンは左サイドバックコンバート後の活躍を受けて、現行契約が2023年までとなっている同選手との新契約交渉をすでに開始しているようだ。

元々、バイエルンはトップチーム内でサラリーが低いデイビスの昇給に向けて同選手の代理人サイドと話し合いを行っており、大幅にサラリー面を改善した2025年までの新契約締結を目指しているという。

ただ、ここ最近の活躍によってその市場価値を4000万ユーロ(約48億2000万円)以上に高めていることを受け、前述の交渉で掲示した条件をさらに引き上げた内容で再オファーを掲示する可能性が高そうだ。

2020年2月27日(木)20:25

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