★アンドレ・シウバの2発でドローのフランクフルトがラウンド16へ駒を進める!《EL》

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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグ延期分のザルツブルクvsフランクフルトが28日にレッドブル・アレーナで行われ、2-2の引き分けに終わった。この結果、2戦合計3-6でフランクフルトがラウンド16進出を決めた。

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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグ延期分のザルツブルクvsフランクフルトが28日にレッドブル・アレーナで行われ、2-2の引き分けに終わった。この結果、2戦合計3-6でフランクフルトがラウンド16進出を決めた。

なお、フランクフルトのMF鎌田大地は73分までプレー、MF長谷部誠とザルツブルクのMF奥川雅也はベンチ入りも出場機会はなかった。

当初は27日に開催予定も開催地であるザルツブルクで発生したハリケーンの影響で延期となっていた一戦。

敵地での1stレグで1-4と大敗を喫したザルツブルクは、前回対戦からスタメンを4人変更。奥川、ユヌゾビッチ、ファルカス、ウーバーに代えてコイタ、カマラ、バリッシ、ラマーリョをスタメンで起用。2トップにダカ、ファン・ヒチャン、トップ下にコイタを据えた[4-4-2]の布陣で試合に臨んだ。

一方、鎌田のハットトリックなどで1stレグを大勝したフランクフルトは、前回対戦からスタメンを1人変更。長谷部に代えて前回対戦では出場停止だったヒンテレッガーをスタメンで起用した。

試合はホームで逆転突破を目指すザルツブルクが早い時間に先制する。10分、右サイドからカットインしたファン・ヒチャンのパスをボックス手前のダカが繋ぐと、ウルマーがボックス左から強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。

先制したザルツブルクは、12分にもバイタルエリア右で受けたエムウェプのクロスからコイタがヘディングシュートを放ったが、これはGKトラップのファインセーブに阻まれた。

なかなか攻撃のリズムを作れないフランクフルトだったが、18分にコスティッチのラストパス反応した鎌田が決定機を迎えたが、これは飛び出したGKのブロックに阻まれた。それでも30分、鎌田のスルーパスから左サイドを駆け上がったコスティッチがダイレクトクロスを供給すると、ニアに走り込んだアンドレ・シウバが頭で流し込み、前半のうちに同点に追いつく。

同点で迎えた後半、フランクフルトは65分にチャンス。ローデのロングパスで左サイドを抜け出したコスティッチがボックス左折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだアンドレ・シウバがすべり込みながら合わせたが、シュートは右サイドネットに外れた。

対するザルツブルクは71分、ショボスライの左CKをオンゲネがヘディングで叩き込み、勝ち越しに成功した。

リードを許したフランクフルトは、73分に鎌田を下げてダ・コスタを投入。すると83分、左サイドから持ち上がったアンドレ・シウバがボックス左手前からシュートを選択。バリッシにディフレクトしたシュートはそのままゴール右隅に突き刺さった。

結局、試合はそのまま2-2で終了。2戦合計スコアでザルツブルクを上回ったフランクフルトが、バーゼルの待つラウンド16に駒を進めた。なお、バーゼルとのラウンド16は3月12日に1stレグが行われる。

2020年2月29日(土)4:00

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