★ゴディンがイタリア当局のコロナ対応の遅さを痛烈批判「最後まで危険に晒され続けた」

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インテルのウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが新型コロナウイルス(COVID-19)に対するイタリアサッカー連盟の対応の遅さを批判した。『ESPN』のインタビューをイタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

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インテルのウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが新型コロナウイルス(COVID-19)に対するイタリアサッカー連盟の対応の遅さを批判した。『ESPN』のインタビューをイタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

イタリアでは発生元と言われる中国を上回り、死者数1万人超えという世界最悪の被害となっている。ゴディンはそんな被害拡大の一端を担ったイタリアサッカー界を批判。連盟がリーグ戦延期を判断するのが遅すぎたとして痛烈に批判している。

「僕たちは最後の最後まで危険に晒され続けた。状況が不可能となり、健康に害を及ぼすまで、彼らは僕たちにプレーすることを強制したんだ」

「僕たちは国内でコロナ感染が確認された後も何週間もプレーを続けた。しかもダニエレ・ルガーニに陽性反応が出たというのに、ユベントスと無観客試合を行わなければならなかったんだ」

「当初、イタリアではコロナウイルスは過小評価されていた。中国だけの問題と高を括っていたんだ。政府の対応は遅かった。気が付けば医療制度は崩壊し、集中治療用のベッドはもういっぱい。例え他の病気に罹った人がいても治療が受けられない状況だ」

「医者やその従事者たちの努力は本当に感動する。彼らはヒーローだ。常に動き続けている」

現在はクラブの許可を得て母国に戻り、自宅でトレーニングに励んでいるゴディン。しかし、「まるでシーズンオフの中にいる感覚だ」と話し、シーズン再開の目途が立たない現状に不安を募らせているようだ。

2020年3月29日(日)14:32

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