★なでしこ田中美南のスペイン戦圧巻弾もノミネート!女子W杯2023ベストゴールの投票が開始に

Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は22日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のゴール・オブ・ザ・トーナメントの投票を開始。なでしこジャパンのFW田中美南(INAC神戸レオネッサ)のゴールもノミネートされた。

記事全文

国際サッカー連盟(FIFA)は22日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のゴール・オブ・ザ・トーナメントの投票を開始。なでしこジャパンのFW田中美南(INAC神戸レオネッサ)のゴールもノミネートされた。

参加国数が「32」に拡大し、女子W杯としては初の共催、また南半球での初開催となった2023年大会は、ニュージーランド女子代表の歴史的W杯初勝利で幕を開け、スペイン女子代表の初優勝で幕を閉じた。

各賞も発表され、大会最優秀選手に該当するゴールデンボール賞にはスペインのMFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ)が選出。ゴールデンブーツ(得点王)には5得点を挙げたなでしこジャパンのMF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)が輝いた。

ゴールデングラブ賞には決勝戦でもPKをストップするなど、大会を通じて存在感を発揮したイングランド女子代表GKメアリー・アープス(マンチェスター・ユナイテッド)。FIFA最優秀若手選手賞には、U-17、U-20と併せて史上初の女子W杯3世代制覇者となったスペインのFWサルマ・パラジュエロ(バルセロナ)が選ばれ、FIFAフェアプレー賞には日本が選出された。

22日は大会ベストゴールの投票がスタート。ノミネートされた全10ゴールの中には、グループステージのスペイン戦で挙げた田中美南圧巻の一撃も含まれている。

日本の3点リードで迎えた82分、守屋都弥のスローインを相手と入れ替わりながら敵陣右サイドの中央で受けると、自らボックス内まで持ち運び、切れ込んでの左足シュート。勝負を決める一撃を左上隅の完璧なコースへ沈めた。

なお、そのほかのノミネートゴールは以下の通り。投票はFIFAの公式サイトから可能で、締め切りは日本時間25日30時となっている。

◆オーストラリア&ニュージーランド女子W杯
ゴール・オブ・ザ・トーナメント ノミネート一覧

▽サマンサ・カー(オーストラリア女子代表)
準決勝 イングランド女子代表戦 63分

▽ビア・ザネラット(ブラジル女子代表)
グループステージ第1節 パナマ女子代表戦 48分

▽リンダ・カイセド(コロンビア女子代表)
グループステージ第2節 ドイツ女子代表戦 52分

▽ケイティ・マッケイブ(アイルランド女子代表)
グループステージ第2節 カナダ女子代表戦 4分

▽ソフィア・ブラウン(アルゼンチン女子代表)
グループステージ第2節 南アフリカ女子代表戦 74分

▽エスメ・ブルフツ(オランダ女子代表)
グループステージ第3節 ベトナム女子代表戦 57分

▽田中美南(日本女子代表)
グループステージ第3節 スペイン女子代表戦 82分

▽アイタナ・ボンマティ(スペイン女子代表)
ラウンド16 スイス女子代表戦 36分

▽ローレン・ジェームズ(イングランド女子代表)
グループステージ第3節 中国女子代表戦 65分

▽マルタ・コックス(パナマ女子代表)
グループステージ第3節 フランス女子代表戦 2分

【動画】大会ベストゴールにもノミネートされた田中美南のスペイン戦のゴール



2023年8月22日(火)21:45

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「私が男だからか?」懲役2年半を求められているスペインサッカー連盟元会長、キス問題についての発言が話題に「理解できない」
同意なく女子選手にキスしたスペインサッカー連盟元会長に懲役2年6カ月が求刑…女子W杯決勝のセレモニーでの事件
W杯に続きパリ五輪でもなでしこと同居のスペイン、現地メディアの反応は「良い思い出とは言えない」「難しい初戦」
国内経済効果は約2000億円、オーストラリアが女子W杯のレポートを公表 関心継続へ向けた道筋も
選手へのキス問題で職務停止中の元スペインサッカー協会会長、FIFAは3年間の処分への控訴を棄却
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.