★ドイツがU-17W杯で初優勝! PK戦までもつれこんだフランスとの熱戦を制し、3つのW杯を制した史上4カ国目に【U-17W杯】

Getty Images
インドネシアで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)決勝が2日に行われ、U-17ドイツ代表vsU-17フランス代表は2-2で120分が終了。PK戦までもつれこみ、4-3でドイツが勝利を収めた。

記事全文

インドネシアで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)決勝が2日に行われ、U-17ドイツ代表vsU-17フランス代表は2-2で120分が終了。PK戦までもつれこみ、4-3でドイツが勝利を収めた。

この優勝はドイツにとってU-17W杯での初優勝に。これにより、ブラジル、フランス、イングランドに続いて、A代表、U-20、U-17と3つのW杯を制した4カ国目となった。

グループFを3連勝で首位通過したドイツは、ラウンド16でアメリカを下すと、準々決勝では日本を下したスペインに0-1で勝利。準決勝でアルゼンチンとPK戦までもつれこんだ中、決勝に駒を進めた。

グループEを無失点3連勝で首位通過したフランスは、ラウンド16でセネガルにPK戦の末に勝利。準々決勝でウズベキスタンに1-0で勝利すると、準決勝では2-1でマリに勝利していた。

試合は24分、ビラル・ヤルチンカヤ(ハンブルガーSV)がボックス内で倒されると、オンフィールド・レビューの末に判定がPKに変更。これをパリ・ブルンナー(ドルトムント)が落ち着いて決めてドイツが先制する。

ドイツが主導権を握っていく中で、1-0で前半を折り返すと、51分にはドイツがチャンス。右サイドからのクロスをボックス内でブルンナーが合わせにいくが、わずかに届かず。それでも後方から走り込んだノア・ダルビッチ(バルセロナ)が蹴り込んで、ドイツが2点のリードを得る。

しかし、フランスも黙ってはいない。53分、左サイドを崩すと、仕掛けたサイモン・ブアブレ(モナコ)がボックス内左からシュート。これが決まり1点を返す。

すると69分にドイツは退場者を出してしまい数的不利になると、85分には右サイドを崩したフランスがワンツーで抜けたティディアム・ゴミス(カーン)がボックス内右からグラウンダーのクロス。最後はマティス・アモウグ(サンテチェンヌ)が蹴り込み、フランスが土壇場で追いつくことに成功した。

試合はPK戦にまでもつれこんだ中、先攻のフランスは成功するも、ドイツは2人目のエリック・ダ・シルバ・モレイラ(ザンクト・パウリ)が失敗する。2人目はどちらも成功すると、フランスの3人目のノア・サングイ(スタッド・ランス)が失敗。ドイツは3人目が決めて2-2とすると、フランスは4人目のバスティアン・ミュピユ(ナント)が失敗する。ドイツは5人目が決めれば終了だったが、ブルンナーが失敗しフランスにチャンスが。それでも6人目のゴミスが失敗し、フランスも窮地に立たされると、ドイツがしっかりと6人目が決めて、ドイツが初優勝を果たした。

U-17ドイツ代表 2-2(4PK3) U-17フランス代表

1-0:29分 パリ・ブルンナー(ドイツ)
2-0:51分 ノア・ダルビッチ(ドイツ)
2-1:53分 サイモン・ブアブレ(フランス)
2-2:85分 マティス・アモウグ(フランス)

2023年12月3日(日)0:50

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「このスペイン戦を日常に」ベスト16敗退のU-17日本代表、主将DF小杉啓太は経験を糧にする「収穫と課題をサッカー人生に生かしていければ」
「燃えカスになるぐらい」スペインに屈しベスト16敗退のU-17日本代表、森山佳郎監督は選手を称え今後にエール「彼らの成長を願いたい」
名和田我空の圧巻ミドルも、スペインに及ばず敗戦…U-17日本代表は3大会連続のベスト16で敗退【U-17W杯】
日本がセネガル下し決勝T進出!守勢を耐え、途中出場・高岡伶颯が3試合連続弾となる2ゴール【U-17W杯】
「相手キーパーのファウル」「せめてVARに」U-17W杯、分水嶺となった日本代表"幻のゴール"が物議
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.