★ユナイテッド移籍で恩師アンチェロッティと涙の別れ…カゼミロが回想 「振り返った彼は泣いていた」

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マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロがレアル・マドリーからの移籍を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

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マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロがレアル・マドリーからの移籍を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

マドリーではクロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表MFトニ・クロースと黄金の中盤を形成し、数々のタイトルを手にしてきたカゼミロ。2022年8月にユナイテッドへの移籍を決断すると、加入1年目から主力としてEFLカップ(カラバオカップ)制覇やFAカップ準優勝を味わった。

ケガで離脱の期間があった今シーズンも公式戦25試合に出場する中、カゼミロはスペイン『Mega』の番組『El chiringuito de Jugones』に出演。古巣マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出など旬な話題にも触れた一方、イングランドへ渡った2年前の夏を回想し、経緯を明かしている。

「僕は(マドリーで)全てを勝ち取った。あのまま続けていくつもりもなかったわけではないけど、新しいことがしたかった。そう簡単には退団させてもらえなかったが、新しい言語を学び、別のリーグでプレーしたかった。ユナイテッドは初日からとても良かったよ」

「CLで優勝した後、少し経ってから退団を決めた。マドリードでの時間は終わったと思ったし、退団するには良い年齢だと思った。それに成長し続けたかった。決断は簡単じゃなかった。みんなが愛してくれていたからね」

信頼を寄せてくれた筆頭格は現在もマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督。別れの言葉を告げた際には、涙と共に惜しまれたようだ。

「マドリーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を迷ったのは一度だけだった。その日は金曜日で、全ての準備が整っていた。トレーニングをしなければいけなかったが、そうはせず、残すはサインだけという状況だった」

「アンチェロッティに話をしに行くと、彼はすでに僕が去ることを知っていた。僕がオフィスに入ると、振り返った彼は泣いていた」

「カルロは僕に去ってほしくない、とても愛していると言ってくれた…それで僕は躊躇した」

「マドリードではみんなが僕を深く愛してくれたが、すでにユナイテッドと約束していた。それは何よりも重要なことだ」

2024年4月19日(金)18:03

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