マンチェスター・シティがFAカップ決勝に進出した。
シティは20日の準決勝でチェルシーと対戦。こう着状態が続いたが、残り時間が5分を切ろうとするなかの一撃でこじ開けると、そのまま1-0で勝ち切り、連覇に王手をかけた。
PK戦に持つれる死闘を演じたレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグから中2日の一戦で勝利を呼び込んだのがポルトガル代表MFベルナルド・シウバだ。
84分、ボックス左のベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが左足で折り返すと、大外のベルナルド・シウバが相手GKのタッチでコースが変わったボールを左足で蹴り込んだ。
先のレアル・マドリー戦ではPKを止められ、悔さを味わった29歳MFだが、この日は値千金の決勝ゴール。シティにプレミアリーグを含め、2冠の可能性を残す大きな一撃だった。
イギリス『BBC』によると、殊勲のベルナルド・シウバは「僕ら全員にとっても、僕個人にとっても、すごくフラストレーションが溜まる週だったし、すごく嬉しいよ」と喜んだ。
「マン・シティで良いのは3日おきに試合があるということだ。3日おきに物事を正しくするチャンスがあって、僕らはにこうして新たなトロフィーを掴む機会があるんだ」
また、「ボックス内に人数をかけ、得点チャンスを増やそうとしたんだ。あそこにボールが落ちたのはラッキーだった」とゴールシーンを振り返ると、決勝に早くも視線を向けた。
「厳しい戦いになるだろうね。コヴェントリー・シティとマンチェスター・ユナイテッドの試合も良い試合になるだろうし、決勝が楽しみだ」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsチェルシー