★苦労が尽きぬセバージョス、マドリー退団希望を強めるも…

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レアル・マドリーのスペイン代表MFダニ・セバージョス(27)。苦労が尽きない男は今夏の退団を視野に入れるが…。

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レアル・マドリーのスペイン代表MFダニ・セバージョス(27)。苦労が尽きない男は今夏の退団を視野に入れるが…。

エル・ブランコで常に人一倍の苦労を強いられる男、セバージョス。

元々序列が高くないクラックは、昨季中盤戦から後半戦にかけての驚異的な奮闘ぶりがカルロ・アンチェロッティ監督に認められ、プレータイムが大幅増。それは結果的に久方ぶりのスペイン代表復帰、そして2027年6月までの契約延長に繋がった。

しかし、人生は山あり谷あり。セバージョスが良い機運を継続できたのも昨季限りで、ケガで出遅れた今季は公式戦出場21試合どまり。うちスタメンは4試合に過ぎず、最近のマンチェスター・シティ戦、バルセロナ戦といったビッグマッチには当然のように出場しない。

それでもチームメイトのゴールに喜び駆け寄っていく姿から、そのパーソナリティを感じ取れるわけだが、美しき白いシャツに袖を通すマドリーの一員としての日々を終わりにしたいと考えている模様。

スペイン『Relevo』によると、今年で28歳、フットボーラーとして脂が乗る年齢に突入したセバージョスは、周囲にマドリー退団の意思を漏らし始めたとのこと。すでに今夏の新天地行きで心が大方決まっている様子だという。

ただ、昨春のマドリーからの契約延長申し出を「鵜呑みにしてしまった」形だというセバージョス。

ルカ・モドリッチ(38)の契約満了or延長が現状50-50で、アルダ・ギュレル(19)は本人ともどもレンタル移籍に前向き…この2つを1年前の時点で想定していたマドリーにセバージョス売却の意向がほとんどないのは、火を見るより明らかとされる。

もしモドリッチ退団にギュレル武者修行なら、少なからずセバージョスの出番も増えそうだが、来季の開幕を28歳で迎えるなか、確固たる主力になれないのも残念ながら明白…エル・ブランコで人一倍の苦労を強いられる男、それがセバージョスだ。

セバージョス獲得に最も関心が高いのは、アトレティコ・マドリーとみられている。

2024年4月24日(水)16:20

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