チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズだが、新シーズンの開幕から3試合を欠場することが確定した。
2023-24シーズンはチェルシーのキャプテンに就任したジェームズ。しかし、度重なる負傷に見舞われ満足いくプレーができず、プレミアリーグで10試合に出場し2アシストに終わっていた。
そのジェームズだが、5月15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦に途中出場。しかし、一発退場していた。
ジェームズは、タッチライン際でジョアン・ペドロに激しくチャージを受けると、倒れ込んだ際に走り抜けるジョアン・ペドロに対してスパイクで蹴り上げることに。VARチェックの結果、レッドカードをもらい、4試合の出場停止処分に。今シーズン2度目の退場処分となっため、1試合が追加されていた。
チェルシーはジェームズの出場停止に関して取り消しを求めて異議申し立てをしたが、イングランドサッカー協会(FA)はこれを却下。ジェームズは2024-25シーズンの開幕から3試合を出場停止で欠場する事となる。
チェルシー側は、ジェームズが背後からファウルを受けた後に「混乱した」と説明。ジョアン・ペドロが通り抜ける際に先に接触したと主張し、「ペドロに危害を加える意図はなく、単に足で押しのけただけだった」とした。
しかし、FAはこの主張に説得力がないとして却下。ジェームズが混乱していたことも認めず、その行為が不必要だったとし、ただ押しのけただけだと結論づけた。
2023-24シーズンはケガで出遅れたが、2024-25シーズンは出場停止で出遅れることに。エンツォ・マレスカ監督を新たに迎えたチームで、シーズン当初は計算できない事となってしまった。
【動画】リーズ・ジェームズの報復行為…4試合の出場停止に