★ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

Getty Images
クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。

記事全文

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。

エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。

しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。

そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。

なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。

また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。

いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める

財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。

2024年6月9日(日)12:01

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
ローマの系列クラブとなるエバートン…フリードキン新体制でサッリ氏を新監督に?
デ・ロッシ解任&CEO辞任にオーナーの“心変わり”も? ローマの行く末やいかに
ローマのデ・ロッシ監督解任を選手は誰一人として受け入れず リーダー2人が「選手の総意」でCEOに撤回を直談判
デ・ロッシ監督が新戦力に言及…「全員がローマに来ることを強く望んでくれた」
エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道
戻る
© livedoor