トッテナムが26日、ヴィッセル神戸戦に向けた前日練習を行った。
現在、東アジアでのプレシーズンツアーを行っているトッテナムは27日、『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』で、昨シーズンのJ1王者である神戸と対戦する。
その一戦を前にアンジェ・ポステコグルー監督と選手たちは、翌日の試合会場となる国立競技場で約1時間の公開練習を行った。
2388人のスパーズファンの前で行われた公開練習は当初の予定よりも30分遅れでスタート。
通常のウォーミングアップにボール回しといったメニューに加え、攻撃と守備を分けたトレーニングでは“アンジェ・ボール”らしい細かい繋ぎやコンビネーションから代名詞であるワイド・ワイドの崩しから、FWソン・フンミンらが見事なフィニッシュを次々に決めて、スタンドに集まったファンを沸かせた。また、“ヴェノム”の愛称で知られる守護神グリエルモ・ヴィカーリオの見事なシュートストップも光った。
トレーニング終了後にはキャプテンのソン・フンミンを先導役に選手たちがメインスタンドまで足を運び、チーム随一の陽気なキャラクターであるMFイヴ・ビスマがファンたちとの絡みも見せた。
なお、練習前に行われた会見でポステコグルー監督は翌日の試合に向け、「今回参加しているメンバーにプラスしてベン・デイビスがトレーニングを開始している。そして、リッチー(リシャルリソン)とデスティニー(・ウドジェ)はまだ少し時間がかかりそうだが、他のメンバーはしっかりとフィットネス的に整ってきている」と最新のチームニュースを提供。
その言葉通り、FWリシャルリソンとDFデスティニー・ウドジェは練習に不参加となったが、GKアルフィー・ホワイトマンも両選手と共にベンチサイドでトレーニングを見守っていた。
【写真】国立競技場で約2400人のファンの前でトレーニングしたトッテナム
写真:超ワールドサッカー