アーセナルのミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ開幕戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
17日、2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕戦でアーセナルはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。
2年連続で2位という結果を残しているアーセナル。マンチェスター・シティの牙城は崩せないものの、長らく燻っていたチームは着実に力をつけている。
そんな中で迎えた開幕戦。ホームのアーセナルは立ち上がりから自分たちのペースに持ち込みゴールに迫るが、なかなかネットを揺らせない。
それでも25分、ブカヨ・サカのクロスにカイ・ハヴァーツが飛び込んで頭で合わせて先制。リードして後半を迎えるが、後半はウルブスに押し込まれる時間帯も。それでも耐えていると、74分にカットインしたサカが左足一閃。ニアサイドを撃ち抜くスーパーゴールでリードを広げ、2-0でそのまま勝利した。
開幕戦を白星スタートとなったアーセナル。アルテタ監督は前半の出来を称えた中で、もっとゴールを奪えたとコメント。また、後半の戦い方も反省した。
「特に試合の序盤、前半の我々は本当に良かった。本当にアグレッシブで、激しく、攻撃する意志が強く、とてもスピーディーでエリア内で多くの脅威を与えた」
「我々は多くのチャンスを作った。おそらく2、3点は決めるべきだったし、試合は少し違ったものになっていただろう」
「後半は少しルーズになってしまい、コントロールが効かない瞬間があった。特にこのチーム相手には難しく、パスミスがいくつかあった。その後少しオープンになり、ブカヨが信じられないプレーを再び見せて2-0とした。その後は違った試合になった」
白星でスタートしたアーセナル。悲願のプレミアリーグ優勝に向けてチームが前進できるかを問われたアルテタ監督は、まずは良いスタートを切れたと冷静に答えた。
「やる気があろうがなかろうが、プレーや結果で毎日示さなければならない。初戦ということもあり、本当に難しい相手に対してどう対応するかという不安も常にあった」
「我々は2つのゴールを奪い、クリーンシートで、勝利した。仕事は完了した」
また、チームの目指すものについても「上手くいけばかなり近づいていると思う。最初の試合であり、毎週より良いチームになり、進化していければと思う。それが我々の目標だ」と、1試合ずつしっかりと成長していきたいとした。
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