チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
18日、チェルシーは2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節でマンチェスター・シティと対戦。リーグ王者をスタンフォード・ブリッジに迎えた。
試合は18分、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに先制点を奪われる展開に。ハーフタイム前にはセネガル代表FWニコラス・ジャクソンがこぼれ球を押し込むが、オフサイドでゴールは認められなかった。
後半は次々に新戦力を投入したマレスカ監督だったが、84分にはクロアチア代表MFマテオ・コバチッチに見事なシュートを決められて勝負あり。反撃ならなかったチェルシーは黒星発進となった。
ジョゼップ・グアルディオラ監督との師弟対決を落としたマレスカ監督は、試合内容に言及。敗れこそしたものの、健闘したと前を向いている。
「我々のパフォーマンスは良かったと思う。負けるのは好きではないが、パフォーマンスは良かった。世界最高のチームを相手にし、ほとんどの部分で同じレベルで争い、いくつかの瞬間はこちらが優れていた」
「チャンスも作ったが、我々と彼らの大きな違いは特にボックス内にあった。そして試合終盤の彼らのボール扱いにもあったと思う。彼らはその点で達人だ」
「全体的に、我々のパフォーマンスはかなり良かったと思う」
また、プレシーズンから徐々に高めてきたチームの完成度についてもコメント。着実に向上していると感じているようだ。
「今日はこの前のインテル・ミラノ戦より良かったと思う。そして、試合ごとに向上していくことが最も重要なことだ」
「私からすればチームは改善されつつあり、正しい方向に向かっているのも明らかだ」
「この前、私はチームがここまで先を行くとは思っていなかったと述べたが、方向性は正しいし、日々良くなっていることに疑いはない。試合に勝てる日もやってくるだろうし、もっと幸せになれるだろう」
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