★守護神&キッカーとしてPK戦で活躍、決勝進出に貢献の浦和GK池田咲紀子「楽しみながらも集中して臨めた」
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三菱重工浦和レッズレディースのGK池田咲紀子が自らキッカーも務めたPK戦を振り返った。
20日、第45回皇后杯準決勝のサンフレッチェ広島レジーナ戦に臨んだ浦和。
三菱重工浦和レッズレディースのGK池田咲紀子が自らキッカーも務めたPK戦を振り返った。
20日、第45回皇后杯準決勝のサンフレッチェ広島レジーナ戦に臨んだ浦和。2-2で90分を終えると、延長戦でも1点ずつ奪い合い、勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。
S広島Rの3人目のシュートを止めた池田は、4人目のキッカーを自ら務め成功。そのまま相手4人目のキックもセーブし、PK戦4-2の勝利に導いた。
浦和の2大会ぶりの決勝進出に大きく貢献した池田は、まずPK戦での2本のセーブに言及。チームメイトやサポーターの存在も大きかったと述べた。
「キッカーの顔だったり様子だったり、その選手の特徴とかを自分的にはすごく冷静に分析してしっかり飛べましたし、自分の前には一緒に戦ってくれる仲間・チームメイトがいて、後ろにサポーターがいてっていう状態ですごく心強かったんで、楽しみながらも集中してPKには臨めました」
楠瀬直木監督から指名されたというキッカーについては、「みんなが120分がんばってくれて蹴れない選手もいたので、ここで止めて蹴って、自分に流れを持ってきたいなと思って『じゃあ蹴ります』って言って」とその裏側を語り、PKでチームを助けたかったという心の内も明かした。
「目に見えてチームのためにプレーできますし、今日の試合でいうと120分のプレーは自分的には納得いっていなくて、申し訳ないなっていう思いもあったんで。ここでチームの力になりたいなっていう想いで、強い気持ちを持って臨めたんで、そんなに苦手意識とかはなく入れました」
リーグ女王として臨む今シーズンのWEリーグ。カップ戦は逃したが、皇后杯のタイトルまであと1勝。INAC神戸レオネッサとの決勝戦に向けた意気込みも語っている。
「2位と1位っていうのは全然意味が違ってくるので、今日の勝利が無駄にならないようにっていうか。次勝たないと今日の勝利も、無駄ではないですけど、悔しかったで終わってしまいます」
「今日の試合も課題もありますし、出来たこともあるので、来週までにしっかりチームで修正して。今年は(I神戸と)やってないですけど、素晴らしいチームであることに変わりはないので、しっかりリスペクト持って倒したいなと思います」
2024年1月20日(土)23:21