清水エスパルスは30日、サントスからブラジル人FWルーカス・ブラガ(27)が期限付き移籍で加入することを発表した。
契約期間は2024年12月31日までとなり、来日後に正式契約を締結。背番号は「11」となる。
ルーカス・ブラガは、ブラジルのバテウ、ルヴェルデンセ、ヴィラ・ノヴァでプレーしたのち、2019年6月にサントスに加入。その後、クイアバ、インテル・リメイラへのレンタル移籍を経験した。
右のウイングを主戦場に、サイドバック、サイドハーフでもプレーが可能。左サイドでもプレーができるサイドアタッカーだ。
これまでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)では122試合に出場し8ゴール。サントスでは公式戦200試合に出場しており18ゴールを記録している。
ルーカス・ブラガはクラブを通じてコメントしている。
「清水エスパルスファンの皆さん、こんにちは!ルーカス ブラガです。このような機会をいただき、とても嬉しく思っています。エスパルスファミリーの一員として近々日本に来日しますので、皆さんに会えることを楽しみにしています。2024 シーズンは、ともにクラブのすべての目標を成し遂げて素晴らしい年にしましょう。よろしくお願いします」
サントスは、日本との関係も多くある中で、フライングで発表する身勝手行動が目立ち、ルーカス・ブラガに関しては昨年12月の段階で清水への加入の交渉中と発表。また、2023シーズン限りで鹿島アントラーズを退団したMFディエゴ・ピトゥカに関しては、何も決まっていない中での加入を夏の段階で発表し、V・ファーレン長崎のファビオ・カリーレ監督の就任も発表。長崎側との問題を解決せずにいるため、国際サッカー連盟(FIFA)に訴えられることとなった。
【写真】清水と移籍交渉を行っているとサントスが公式に発表した