★「目標達成に自分も貢献」 G大阪エース宇佐美貴史が静かに闘志! 主将2年目にも「良い意味で肩の力を抜いて」
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ガンバ大阪の主将が迫るシーズンに期する思いを語った。
今週末から幕開けとなるJリーグ。
ガンバ大阪の主将が迫るシーズンに期する思いを語った。
今週末から幕開けとなるJリーグ。それに先駆け、東京都内で「2024Jリーグ開幕PRイベント」を催し、昨季16位のG大阪からは宇佐美貴史が出席した。
昨年までのG大阪は3年連続の残留争い。今季はまずそこから脱却を図る1年で、エースとしての重責も担う31歳FWだが、心境を問うと、「いつもどおり。ワクワクするとかも特になく、平常心って感じ」と冷静さを漂わせた。
2年目になるキャプテンという大役にも「無責任にというわけじゃなく、良い意味で肩の力を抜いてやりたい。託すところは託しながらやれれば」と表情を崩さずに語った。
キャンプでは手応えがあったようだが、「その手応えがあるのが良い状態か、なくて危機感を募らせている方が良いかは始まってみないとわからない」と話す。
一方で、サンフレッチェ広島との新スタジアムこけら落としマッチを2-1の逆転勝利。[4―2―3―1]のシステムや新戦力の存在感など、多くで収穫を感じさせた。
広島戦が今季のG大阪の期待値を上げるが、「『俺ら強いな』と思える内容ではなかったと思う。自信を持てるような内容でも、時期でも、ゲームでもない」と浮かれる様子なしだ。
そんなチームは前も後ろも例年以上に多くの補強を敢行。「元々いた選手とフレッシュに良いコミュニケーションをとりながら、良い関係性を築いている。それぞれがそれぞれの良さを自分の形で出してくれれば」と期待した。
チームとしての7位以上という目標に「その目標を達成するために自分も貢献していきたい」と静かに闘志をたぎらせると、24日に敵地で行われるJ2王者として初昇格のFC町田ゼルビアとの一戦に力を込めた。
「開幕戦だからというよりかは目の前の試合ということで強く意気込んでいる状態。良い相手だし、チャレンジングなサッカーをしてくるだろうし、それを受けるんじゃなく、自分たちが向かっていく姿勢を打ち出したい」
昨季の開幕戦では柏レイソルに土壇場で追いつかれ、引き分けスタート。今季こそは4年ぶりの開幕白星を掴む。
2024年2月19日(月)19:00