★初J1の町田が先制も10人に…G大阪が宇佐美貴史の華麗FKでドローに持ち込む【明治安田J1開幕節】
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明治安田J1リーグ開幕節の1試合が24日に町田GIONスタジアムで行われ、FC町田ゼルビアvsガンバ大阪は1-1のドローに終わった。
黒田体制2年目のもと、J1初挑戦の町田では古巣戦になるはずだった新加入で主将の昌子がメンバーから外れたが、レンタル加入の谷が先発。
明治安田J1リーグ開幕節の1試合が24日に町田GIONスタジアムで行われ、FC町田ゼルビアvsガンバ大阪は1-1のドローに終わった。
黒田体制2年目のもと、J1初挑戦の町田では古巣戦になるはずだった新加入で主将の昌子がメンバーから外れたが、レンタル加入の谷が先発。ほかの新顔ではドレシェヴィッチ、仙頭、林、ナ・サンホ、オ・セフンがスタメン入りした。
一方、ダニエル・ポヤトス政権2年目のG大阪は低迷からの脱却を図る一歩となり、イッサム・ジェバリ不在の1トップに坂本を抜てき。主将2年目の宇佐美こそサブに回ったが、中谷、山田、岸本、鈴木の新加入勢がスタートから出場した。
“天空の城”にG大阪を迎え撃った町田が入りからシンプルに前を目指す戦いで流れを掴むと、15分に左サイドを抜け出したナ・サンホのクロスがボックス内で対応した中谷の手にあたり、OFRでPK判定に。鈴木が真ん中に決め切り、先制した。
相手の高い強度と闘争心に後手を踏むなか、守りが崩れ、リードを許したG大阪はその直後の坂本に決定機が巡るが、GK谷が許さず。23分にナ・サンホが負傷交代した町田だが、その後も反攻に出る相手を裏返す戦いで優位に立つ。
40分にもオ・セフンのボレーにバスケス・バイロンのミドルで分厚い攻撃を仕掛けた町田の流れで進み、G大阪は中盤で組み立てる時間を作っても押し込む形に繋げられず。町田がチームのJ1初ゴールによるリードを保ち、試合を折り返した。
相手にシュートシーンもほとんど許さず、狙いどおりの試合運びと言っていい町田は後半も勢いよく入り、51分に鈴木が鋭いミドル。G大阪も54分に何とか中盤をかい潜り、ファン・アラーノの持ち運びから岸本に決定機もゴール左に外れる。
そんなG大阪は55分にネタ・ラヴィ、松田、宇佐美の一挙投入で攻撃のギアが上がると、町田は60分に仙頭がスパイクの裏を見せてのチャレンジで2枚目のイエローカード。いまだリードする町田だが、残り30分で10人の戦いを強いられる。
すぐさまオ・セフンとの交代で中盤の下田を送り込んだ町田だが、1人多いG大阪が相手陣内深くにボールを持ち込み始め、71分に唐山もピッチに。1点リードでラスト15分を迎えた町田も粘るが、G大阪の攻撃がゴールに近づき出す。
すると、G大阪は84分に山田がバイタルエリア中央でFKのチャンスを獲得すると、キッカーの宇佐美が右足で直接。綺麗に壁の上を通ってゴール左に向かったボールがGK谷の牙城を打ち破り、G大阪がついに追いついてみせる。
その直後に最後の交代で倉田も送り出したG大阪は後半アディショナルタイムも攻撃に割き、猛攻に転じるが、町田が何とか我慢しきり、勝ち点1ずつを分け合った。
FC町田ゼルビア 1-1 ガンバ大阪
【町田】
鈴木準弥(前17)
【G大阪】
宇佐美貴史(後39)
2024年2月24日(土)17:11