★C大阪がホームで2度リードも、新戦力荒木の2ゴールでFC東京が粘りドロー【明治安田J1開幕節】
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明治安田J1リーグ第1節、セレッソ大阪vsFC東京が24日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
小菊昭雄監督の下で4シーズン目を迎えたC大阪。
明治安田J1リーグ第1節、セレッソ大阪vsFC東京が24日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
小菊昭雄監督の下で4シーズン目を迎えたC大阪。ホームでの開幕戦は[4-1-2-3]の布陣を採用しており、登里、田中、ルーカス・フェルナンデスら新戦力が先発に名を連ねている。
それに対して、昨シーズンを無冠で終え、今シーズンこそタイトル奪取を狙いたいFC東京。[4-2-1-3]の布陣を敷き、ディエゴ・オリベイラや松木ら主軸が順当に先発となったのに加え、19歳の土肥がセンターバックのスタメンに抜擢されている。
オープンな展開となった立ち上がりを経て、16分にはC大阪が分厚い攻めから最後はレオ・セアラが決めたかに見えたが、これはオフサイドで取り消しに。対するFC東京は25分にセットプレーのこぼれ球から最後は仲川がシュートを放つも、大きく枠上に外れた。
お互い決定機を作れない展開の中で27分、右サイドでレオ・セアラが粘ってキープしたボールが最終的に毎熊へわたると、緩急入り混ぜたドリブルでボックス内を抉りクロス。相手DFにディフレクションしたボールをファーサイドで待ち受けていたカピシャーバがヘディングで押し込み、C大阪が先制点を挙げた。
リードを奪われたFC東京も、素早く反撃。34分に右サイドボックス手前でボールを受けた松木が強烈なシュートを放つと、ボックス内で反応した荒木が巧みに右足で合わせて軌道を変え、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
追いつかれたC大阪は、38分に右サイドを抜け出した毎熊のパスにレオ・セアラが巧みなボールタッチを見せて突破するも、シュートはポスト直撃。その2分後、今度はFC東京の荒木が2点目を決めたかに見えたがオフサイドで取り消しになるなど、両者とも決定機を作りながら前半を終えた。
後半はC大阪が先に攻勢を仕掛けると、50分には香川の鮮やかなクロスからゴールに迫るもGK波多野がセーブ。しかし、そこで得た右CKから新戦力の田中が強烈なヘディングシュートをゴールに叩き込み、勝ち越し点を決めた。
畳みかけるC大阪は直後にも3トップの個人技からゴールに迫るなど、チャンスを作り続ける展開に。流れを変えたいFC東京は66分に仲川、俵積田に代えて安斎、ジャジャ・シルバを投入すると、70分にはジャジャ・シルバが個人技からポスト直撃のシュートを放つ。
75分、存在感を見せていたジャジャ・シルバが独力で左サイドを突破。サイドを深く抉りグラウンダーのクロスを送ると、ボックス内フリーの荒木が右足で蹴りこみ再びFC東京が同点に成功した。
またも追いつかれたC大阪は88分、カピシャーバがフィジカルを活かした突破から1vs1となるも、GK波多野がブロック。その後もホームの声援を受け攻め続けたC大阪だが、FC東京の守備陣も最後まで身体を張り続け、2-2のドローで試合を終えた。
セレッソ大阪 2-2 FC東京
【C大阪】
カピシャーバ(前27)
田中駿汰(後6)
【FC東京】
荒木遼太郎(前34、後30)
2024年2月24日(土)17:10