ギラヴァンツ北九州の増本浩平監督とFW渡邉颯太が、無事にスポンサーから許してもらえたようだ。
6日に行われたルヴァンカップ1stラウンド第1回戦でJ2の大分トリニータをミクニワールドスタジアム北九州へ迎えた北九州。延長後半の113分にルーキーの渡邉がダイビングヘッドで決勝点を決めていた。
だが、ゴールの後にちょっとしたハプニングが発生。サポーターたちの前へと駆け寄った渡邉のもとへ他の選手たちも続々と駆け寄ると、その勢いで何人かの選手が倒れ、目の前にあったスポンサー看板を破壊してしまっていた。
看板が破損し脚光を浴びることとなったのは、クラブのプレミアムパートナーである「株式会社タカギ」。小倉南区に本社を構える浄水器メーカーということもあり、SNS上では「タカギさん・・・だけに水に流してもらいつつ…スポンサーさまのご支援に感謝」などと話題になっていた。
それから2日後、北九州の増本監督と渡邉は、謝罪の品となるサイン入りユニフォームとボールを持って株式会社タカギを訪問。大事なスポンサーへと謝罪に訪れたようだ。
クラブの公式X(旧ツイッター)で訪問時の様子が公開されており、2人はタカギの社員たちと笑顔で記念撮影もしている。さらに、タカギの商品もプレゼントしてもらうなど、キレイに水に流してもらったようだ。
クラブとスポンサーの交流には、ファンも「壊した本人が謝罪に行ってる笑」、「水に流してくれたね!」、「絆が深まりそう」、「この素早い行動素敵です」と反響が集まっている。
J2の大分に勝利した北九州は、4月17日の第2回戦でJ1のFC町田ゼルビアと対戦。再びの下克上を起こせるか。
【動画&写真】北九州がスポンサー看板を破壊してしまったシーン&タカギ社員との笑顔の記念ショット!