★2024JFL開幕! 昨季最下位ギリギリ残留の沖縄SVが新宿を4発粉砕で首位発進【JFL第1節】
©︎Briobecca Urayasu
10日、日本フットボールリーグ(JFL)第1節の全8試合が全会場同時キックオフで行われた。
ついに開幕した2024シーズンのJFL。
10日、日本フットボールリーグ(JFL)第1節の全8試合が全会場同時キックオフで行われた。
ついに開幕した2024シーズンのJFL。開幕戦から昨季王者Honda FCとソニー仙台FCによる国内企業クラブの頂上決戦が実現し、J3参入を見据えるクラブも各地で熱戦を繰り広げた。
◇Honda 1-0 ソニー
JFL優勝通算10回を誇る絶対的盟主Honda FCと、誉高き“SONY”を引っ提げて戦うソニー仙台FC。名実ともに国内企業クラブの2強だ。
40分、Hondaは敵陣ボックス内でDF川浪龍平が相手からボールを奪ってクロス。ファーへ飛び込んだMF佐々木俊輝が強烈なヘディング弾を叩き込み、これが決勝点となった。
◇浦安 0-1 マルヤス
昨季JFL準優勝の都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安と、Hondaを指揮してJFL優勝通算5回の井幡博康監督率いるFCマルヤス岡崎。
30分過ぎからマルヤスペースで進んだなか、ハーフタイムを挟んだ58分にMF林雄飛のPK弾で先制。その後劣勢を強いられる時間帯もあったマルヤスだが、PKによる1点を守り抜いた。
◇滋賀 3-1 栃木C
昨季最終節で2位から3位に転落…あと一歩で入替戦行きを逃したレイラック滋賀と、関東サッカーリーグ1部より今季昇格の栃木シティ。
自力を見せたい滋賀は45+4分にDF小野寺健也、56分にFW菊島卓がネットを揺らし、栃木Cも73分にFW鈴木国友のゴールで1点を返したが、ほどなくして滋賀はFW榎本大輝が追加点…3-1で昇格組栃木Cを振り切った。
◇高知 3-0 V三重
昨季の天皇杯で“話題性枠”を独占した南国土佐から高知ユナイテッドSCと、JFL有数の観客動員を誇る伊勢湾からヴィアティン三重。
ともにJ3参入を見据える両チームの一戦は、33分、39分と立て続けに2点を奪ったホーム高知に軍配。高知は90+3分にFW小林心のPKでダメ押し…3-0快勝で最高のスタートを切った。
◇新宿 0-4 沖縄
本拠地問題がありながらもJ3ライセンスを交付されていたクリアソン新宿と、今季から高原直泰氏が社業に専念する新生・沖縄SV。
この一戦を制したのは、昨季最下位、入替戦でギリギリ残留を果たした沖縄。MF荒井秀賀のPK弾を皮切りに大量4得点で新宿を粉砕した。
◇ミネベア 1-1 青森
Hondaらに次ぐ企業勢のミネベアミツミFCと、青森県から2番目のJ参入を目指すラインメール青森。今季もあの男がネットを揺らした。
ミネベア1点リードで迎えた90+4分、青森は土壇場で獲得したPKをGK廣末陸が蹴り込み同点に。廣末はJFL4年連続でのゴールとなった。試合は1-1で終了…ともに引き分け発進だ。
◆第1節結果
▽3月10日(日)13:00
Honda FC 1-0 ソニー仙台FC
ブリオベッカ浦安 0-1 FCマルヤス岡崎
レイラック滋賀 3-1 栃木シティ
ヴェルスパ大分 1-2 アトレチコ鈴鹿
高知ユナイテッドSC 3-0 ヴィアティン三重
クリアソン新宿 0-4 沖縄SV
FCティアモ枚方 1-1 横河武蔵野FC
ミネベアミツミFC 1-1 ラインメール青森
◆順位表
1位 沖縄SV | 勝ち点3 | +4
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点3 | +3
3位 レイラック滋賀 | 勝ち点3 | +2
4位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点3 | +1
5位 Honda FC | 勝ち点3 | +1
5位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点3 | +1
7位 ラインメール青森 | 勝ち点1 | ±0
7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点1 | ±0
7位 横河武蔵野FC | 勝ち点1 | ±0
7位 ミネベアミツミFC | 勝ち点1 | ±0
11位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点0 | -1
12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点0 | -1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点0 | -1
14位 栃木シティ | 勝ち点0 | -2
15位 ヴィアティン三重 | 勝ち点0 | -3
16位 クリアソン新宿 | 勝ち点0 | -4
2024年3月10日(日)16:55