★「こういう時に勝たなきゃいけない、それが浦和レッズ」浦和・楠瀬直木監督が新潟L戦後に胸中明かす
©WE LEAGUE
三菱重工浦和レッズレディースの楠瀬直木監督が、"浦和"を背負って戦うことへの想いを口にした。
浦和は27日、2023-24 WEリーグ第20節でアルビレックス新潟レディースと浦和駒場スタジアムで対戦した。
記事全文
三菱重工浦和レッズレディースの楠瀬直木監督が、"浦和"を背負って戦うことへの想いを口にした。
浦和は27日、2023-24 WEリーグ第20節でアルビレックス新潟レディースと浦和駒場スタジアムで対戦した。
3位新潟Lとの直接対決、この日唯一のリーグ戦、勝てば暫定ながらも首位浮上など、注目ポイントは多岐に渡った一戦で、34分に清家貴子がWEリーグ新記録となる6試合連続ゴールを決めて試合を動かせば、78分には清家のクロスから途中出場の菅澤優衣香が、自らのWEリーグ通算50試合目を祝うヘディング弾で追加点を奪い、2-0で勝利を収めた。
楠瀬監督自身はこの試合を強く意識していたようだ。新潟Lは、浦和が今季のリーグ戦で唯一黒星を喫した相手で、かつ、唯一無得点に抑えられた相手でもある。
「仮を返さないと次に進めない」、「みんな注目していたタイミングで、いいプレーをして勝たなきゃいけない。それが浦和レッズ」と、浦和という名のもとにプレーすることの意義を説き、力の入った言葉を用いてこの日の勝利を噛みしめた。
「新潟さんは監督の橋川くんもすごく仲がいいですし、新潟の監督をやるときも相談を受けて、ぜひやった方がいいと勧めた一人なんですけど、そこに負けてしまった(第5節、0-2●)のは、非常に悔しい思いもありました」
「負けることはあるんですけど、あの時はゼロで負けてしまったので、それは取り返さねばならんなと。こちらがそれを口に出し過ぎて(選手たちが)力んでもいけないなと思っていたんですけど、僕の中では、本当に新潟に借りを返さないと次に進めないっていうのがありました」
「今シーズン、新潟さんに借りを返すのと、INACさんに皇后杯の借りを返すこと、ベレーザとなかなか引き分けから脱せられないこと、この3つは必ず、優勝ももちろん大事なんですけど、やはりレッズはそういうところで負けちゃいけないところを浸透させるためにも、その思いは忘れないでいました」
「試合のタイミングはちょっと変則でしたけれども、みんなも注目していたタイミングだったので、こういう時にやはりいいプレーをして勝たなきゃいけない。それが浦和レッズだということはよく言っています。見事にそれをやってくれたので、またさらに成長して、これを継続していけるように努めていきたいと思っています」
2024年3月28日(木)22:15
ツイート
mixiチェック
【関連ニュース】
WEリーグ連覇の浦和、楠瀬直木監督が続投…今季はアジアの頂点にも立つ「女子サッカー界をリードしていく存在にならなければ」
“さいたまダービー”で快勝、若手起用の中8連勝で連覇に邁進する浦和レディースの楠瀬直木監督が見据える未来「連覇を確実に。来季、その先も」
浦和・栗島朱里が示した立ち位置の妙 連戦下でも充実感「すごく今サッカーが楽しい」「もっと強いチームになれる」
新潟Lとの上位対決制し5連勝で暫定首位! 浦和・楠瀬直木監督は連戦も好機に「選手たちに恵まれて非常にやりやすい」
異例の平日デーゲーム、WEリーグ浦和vs新潟Lは入場者数1754人!両指揮官も感謝「本当にありがたい」「素晴らしい雰囲気」
戻る
© livedoor