松本山雅FCのMF村越凱光が自身の行為を謝罪した。
6日、明治安田J3リーグ第8節のツエーゲン金沢vs松本山雅FCが行われた。
試合は5分に山口一真のゴールで松本が先制するも、ホームの金沢はマリソン、大谷駿斗の2ゴール、井上竜太のゴールで前半だけで一気に4ゴールを奪い逆転する。
村越はハーフタイムから出場。すると5-1で迎えた78分に物議を醸すシーンがあった。
金沢の梶浦勇輝が左サイドでスローインを受け、パスコースを探していた中、村越がプレスバック。肩口に手をかけて押し倒すような形となりながらボールを奪った後、もつれた際に顔面をスパイクで踏みつける形に。そのままプレーを続けていた。
そもそもファウルとも思われるプレーであり、金沢ベンチはファウルじゃないかと騒然とする中、主審はファウルをとらず。松本のスローインでの再開となった。
VARが入っていれば一発退場でもおかしくなかったプレー。このシーンの切り抜きがSNSで拡散されると、海外でも話題を呼ぶことに。「本当に悪質な行為だ」、「こうった選手は追放されるべき」、「日本のリーグで何が起きてるんだ?」と驚きの声が上がっていた。
大きな議論を呼んでいる行為に対し、当事者である村越は自身のインスタグラムのストーリーズを更新。意図的ではないとしながらも、自身の行為を謝罪した。
「梶浦選手をはじめ金沢のファン、サポーターの方々に深く謝罪を申し上げます」
「そして自分や、チームを応援してくださった方々、またサッカーを愛する人々に、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」
「決して意図的にしたプレーでも、故意的にやった行為でもありません」
「ですが、一歩間違えれば選手生命を絶たれる危険な行動だったと思います」
「自分自身のプレーを何度も見直し、避け方や、足の運び方と言うのがもっと他にあると思いました」
「二度と同じ行動や行為をしないと約束します。本当にすみませんでした」
【動画】金沢が圧巻の6ゴールで松本を粉砕