FC今治は12日、選手のゴールパフォーマンスについて謝罪した。
ことの発端は10日に行われた明治安田J3リーグ第9節のテゲバジャーロ宮崎vsFC今治の一戦だ。
開始5分、今治は自陣からのロングボールをつなぐと、ボックス内右で拾ったマルクス・ヴィニシウスが左足で流し込みゴール。先制した。
宮崎のゴール裏に攻めて行っていたため、マルクス・ヴィニシウスはコーナー付近に寄っていき喜びを露わに。その後、駆け寄ってきたチームメイトとメインスタンド側に移動してカメラの前に行き、ゆりかごダンスを披露していた。
しかし、このパフォーマンスについてクラブには複数の指摘が入ったとのこと。配慮に欠ける行為だったとして謝罪した。
「2024明治安田J3リーグ第9節 vsテゲバジャーロ宮崎において、1点目のマルクス ヴィニシウス選手の得点時のゴールパフォーマンスについて、クラブに複数のご指摘をいただきました」
「得点時のパフォーマンスをテゲバジャーロ宮崎のゴール前で行った事により、試合を観戦いただいた方々に不快な思いをさせてしまいました」
「宮崎のサポーターの皆様への配慮に欠けた行動だったと、クラブとして認識しております。誠に申し訳ありませんでした」
「今回の件に関して、本日、選手全員にクラブから指導を行いました」
「今後はより一層、試合に関わる全ての人々にリスペクトの精神を持って、スタッフ・選手一同取り組んでまいります。引き続きご支援ご声援のほど、よろしくお願い致します」
なお、試合は宮崎がすぐに追いつくも、今治が日野友貴のゴールで勝ち越し、1-2で勝利している。
【動画】指摘を受けたマルクス・ヴィニシウスのゴール