FC東京は22日、東京ヴェルディ戦での事象について報告した。
13日、明治安田J1リーグ第8節でFC東京は東京Vとの“東京ダービー”を戦った。
16年ぶりにJ1の舞台で実現した“東京ダービー”は大きな盛り上がりを見せる一方で、2023シーズンの天皇杯で対戦した際には、試合前に公共物の破損や試合中の火器の使用など、FC東京サポーターの問題行動が話題となった。
“東京ダービー”を前に、クラブは行動について注意喚起。調布警察署との連携も発表していた中、今回はFC東京が被害を受けたことを報告している。
発生した事象については「京王飛田給駅のスタジアム通りにおいて、FC東京を揶揄することを目的としたと思われる貼り紙が複数確認された」、「その一部が当クラブのパートナーであるキリンビバレッジ様が設置した自動販売機に貼られた」とのこと。クラブスタッフの巡回やSNSなどのインターネット媒体を用いて情報収集を行い、飛田給駅前交番や地元自治会とも連携して対応にあたったという。なお、試合前にもクラブ公式X(旧ツイッター)で注意喚起していた。
この件については東京V側にも報告。「FC東京から、当日の主管団体であります東京ヴェルディにも情報提供をいたしました。また、8月に弊クラブ主管にて開催いたします次回対戦時において、両クラブが連携して対策を検討していくことを確認しております」としている。
東京Vは21日に声明を発表しており、「看過されるべきでない事象と認識しております。また、実行者の特定に努め、捜査協力等を求められた場合には関係各所の対応に協力してまいります」としていた。
試合は東京Vが2点を先行するも、FC東京は終盤に2点差を追いつきドロー。両者は8月17日(土)に味の素スタジアムで再戦する。
【動画】白熱の東京ダービー、東京VvsFC東京