★レオ・セアラ5戦連発弾含む2ゴールのC大阪が暫定首位に! 横浜FMに2度追いついてドロー【明治安田J1第10節】

明治安田J1リーグ第10節の1試合が27日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、セレッソ大阪vs横浜F・マリノスは2-2のドローに終わった。

今季初黒星からの仕切り直しを目指す2位C大阪は香川真司がインサイドハーフの一角で先発復帰。

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明治安田J1リーグ第10節の1試合が27日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、セレッソ大阪vs横浜F・マリノスは2-2のドローに終わった。

今季初黒星からの仕切り直しを目指す2位C大阪は香川真司がインサイドハーフの一角で先発復帰。一方、死闘の末に決勝進出のACLから中2日での今節とあって、6選手を変更した7位横浜FMはチーム得点王のアンデルソン・ロペスが2試合連続でベンチスタートとなるなか、左サイドバックの加藤聖がJ1デビューの初先発を果たした。

スケジュール面で分が悪い横浜FMだが、3分に天野純がボックス左からフィニッシュに持ち込んだりと鋭いトランジションから主導権を握りにかかると、C大阪もレオ・セアラが5分にバイタルエリアでボールを引っかけ、古巣のゴールに襲いかかる。

C大阪が押し込まれるなかでもしっかりとシュート数を増やしていったが、17分に ボックス内でカバーに入った舩木翔から植中朝日が奪い返すと、エウベルの右足クロスにゴール前に絞っていった古巣戦の水沼宏太がヘッド。横浜FMが先制する。

追いかけるC大阪は25分頃に自チーム側のゴール裏で急病人対応のアクシデントにも直面したが、30分の香川や36分のルーカス・フェルナンデスがゴールをこじ開けに。45分にはレオ・セアラがボックス内で相手GKとの接触でPKチャンスを掴む。

この絶好機をゴール左に外したレオ・セアラだが、45+8分に敵陣右サイドで味方とうまくプレスをかけ、ナム・テヒからボールを奪った田中駿汰がボックス中央にパスを出すと、右足でトラップ。その右足でゴール左に蹴り込み、C大阪が追いついた。

横浜FMは57分にアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、榊原彗悟を一挙に送り込むと、59分に左CKのチャンス。ニアの密集地で見えなかったか、鳥海晃司が水沼のキックを処理できず。こぼれ球を榊原が素早く蹴り込み、再び一歩前に出る。

再び追いかけるC大阪だが、レオ・セアラがまたも古巣ゴールに襲いかかり、敵陣右サイドのやや中央寄りでFKのチャンスを獲得した68分にルーカス・フェルナンデスのキックにオフサイドラインのぎりぎりからヘッド。試合を再びイーブンに戻す。

その後も互いに交代カードを切りながら攻撃姿勢を打ち出し、次のゴールを目指す両者だが、ともに譲らず。86分にレオ・セアラがゴールに迫れば、直後にアンデルソン・ロペスもフィニッシュに持ち込むが、得点には至らない。

C大阪攻勢の90+2分にはバイタルエリア中央から毎熊晟矢が右足ミドルを放っていったが、GKポープ・ウィリアムが好守で許さず。今度は横浜FMが攻める90+4分にはヤン・マテウスの突破からボックス左の加藤蓮が右足を振るが、枠に飛ばせない。

レオ・セアラの5戦連発弾を含む2ゴールで2度のビハインドを跳ね返したC大阪は前節の黒星に続き、今節も引き分けで2試合未勝利だが、FC町田ゼルビアの敗戦により、暫定ながら首位に返り咲き。横浜FMは2試合連続のドローとなった。

セレッソ大阪 2-2 横浜F・マリノス
【C大阪】
レオ・セアラ(前45+8、後23)
【横浜FM】
水沼宏太(前17)
榊原彗悟(後14)

【動画】レオ・セアラが5試合連続ゴール


2024年4月27日(土)17:09

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