★新潟が横浜FMに後半3発の鮮やか逆転劇! 2連敗ストップの5戦ぶり白星【明治安田J1第14節】
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明治安田J1リーグ第14節の1試合が15日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、ホームのアルビレックス新潟が横浜F・マリノスを3-1で下した。
16位新潟と2つの未消化試合を残して13位横浜FM。
明治安田J1リーグ第14節の1試合が15日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、ホームのアルビレックス新潟が横浜F・マリノスを3-1で下した。
16位新潟と2つの未消化試合を残して13位横浜FM。今季2度目の2連敗で5試合ぶりの勝利を目指す新潟が6選手の変更を施すなかで、トーマス・デンや小見洋太らが先発し、7試合ぶりの黒星を喫した前節を含め、4試合勝利なしの横浜FMの方は7選手が入れ替わり、最後尾に白坂楓馬、センターバックの一角に實藤友紀らを起用した。
入りから相手陣地の深くに攻め込んだ横浜FMだが、新潟も押し込まれながらも我慢。その新潟は少しずつ巻き返すが、19分に長谷川巧がハムストリングを痛め、担架での交代を強いられてしまう。
そのなか、横浜FM攻勢の25分にバイタルエリア右のヤン・マテウスが浮き球パスを出すと、渡辺皓太が中盤から一気にボックス中央のスペースに。右足ダイレクトで蹴り込み、横浜FMが先制する。
反撃の新潟は36分に小見がスピードで敵陣中央をぶっちぎって、ボックス右から鈴木孝司がフィニッシュに。続く41分には右CKの流れから波状攻撃を仕掛けたが、横浜FMにこらえられてしまう。
すると、横浜FMが45分に井上健太が左サイドを突破。アンデルソン・ロペスが放ったシュートのこぼれ球をヤン・マテウスが押し込むが、OFRでオフサイドの判定が下され、幻ゴールとなる。
救われた新潟は後半も後ろでの組み立てから仕掛けていくと、51分にGK白坂と實藤の間でパスが緩くなったところを鈴木孝司がかっさらって左足でゴール。新潟がミスを突いて追いついてみせる。
そんな新潟は先制弾の鈴木がアシスト役に回り、一気に逆転。53分、敵陣中央から左にスルーパスを出すと、前半に長谷川との交代で入った谷口海斗が左足でニアに突き刺し、試合をひっくり返す。
追いかける横浜FMは交代にも動きチーム全体で押し返していき、67分にボックス右に抜け出したアンデルソン・ロペスにシュートチャンス。だが、GK小島亨介が許さず、新潟がリードを保つ。
76分にもバイタルエリア右が宮市から狙ったクロス性のボールがこぼれ、アンデルソン・ロペスが押し込みにかかった横浜FMだが、これもゴールにつながらず。攻める横浜FMだが、もうひと押しを欠く。
そうして最終盤に入ると、新潟が82分に敵陣右サイドでのスローインからボックス右でボールを受けた奥村仁が左足フィニッシュでJ1初先発で初ゴールのダメ押し弾を決める。
後半3発の鮮やか逆転劇で勝利した新潟は5試合ぶりの白星。横浜FMは今季初の連敗となった。
アルビレックス新潟 3-1 横浜F・マリノス
【新潟】
鈴木孝司(後6)
谷口海斗(後8)
奥村仁(後37)
【横浜FM】
渡辺皓太(前25)
2024年5月15日(水)21:04