★それぞれのチームにとって1勝の価値って違うと思うんです。観客も?!の巻/倉井史也のJリーグ

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今週も先週に引き続き、大事な話をしま〜す。みんな〜、大事だから寝てても後で分かるように、ちゃんとまとめておいたからね〜。

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今週も先週に引き続き、大事な話をしま〜す。みんな〜、大事だから寝てても後で分かるように、ちゃんとまとめておいたからね〜。そもそも「大事な話」を話して終わるなんてダメだと思うんだけど、学校じゃよくそんな目に遭ってたよね〜。で、だいたい忘れて怒られるんだ〜。

じゃあまず大事なのは、柏と湘南を除いた2023年の決算資料。このなかで、入場料収入というクラブにとって根幹となる数字が出てるんだけど、それはこんな感じになってます(単位:百万円)。

札幌 :  775
鹿島  :1,201
浦和  :2,145
FC東京 :1,208
川崎  :1,258
横浜FM :1,499
横浜FC:  524
新潟 :  847
名古屋  :1,243
京都 :  599
G大阪 :  970
C大阪 :  900
神戸  :1,320
広島 :  631
福岡 :  618
鳥栖 :  619

でもって、それぞれの総入場者数はこうでした(単位:人)。

札幌  :273,456
鹿島  :374,521
浦和  :518,648
FC東京 :499,965
川崎  :337,286
横浜FM :471,164
横浜FC :155,184
新潟  :392,920
名古屋  :467,575
京都  :224,893
G大阪  :395,639
C大阪  :290,251
神戸  :383,408
広島  :274,170
福岡  :166,025
鳥栖  :173,924

ということは、客単価はこうなります(単位:円)。

札幌  :2,834
鹿島  :3,207
浦和  :4,136
FC東京 :2,416
川崎  :3,730
横浜FM :3,181
横浜FC :3,377
新潟  :2,156
名古屋  :2,658
京都  :2,663
G大阪  :2,452
C大阪  :3,101
神戸  :3,443
広島  :2,301
福岡  :3,722
鳥栖  :3,559

おお、さすがは浦和。客単価が唯一の1人4000円台。で、次に調べるのがホームの勝利数(単位:試合)。

札幌  :5
鹿島  :8
浦和  :8
FC東京 :9
川崎  :7
横浜FM :11
横浜FC :5
新潟  :6
名古屋  :8
京都  :8
G大阪  :6
C大阪  :9
神戸  :11
広島  :10
福岡  :8
鳥栖  :5

ということは、いいですか、どのクラブの勝利が一番単価が高いか(客単価×17試合/勝利数)というと(単位:円)、

 1位  : 鳥栖/12,101
 2位  : 横浜FC/11,481
 3位  : 札幌/9,636
 4位  : 川崎/9,058
 5位  : 浦和/8,788
 6位  : 福岡/7,910
 7位  : G大阪/6,947
 8位  : 鹿島/6,814
 9位  : 新潟/6,108
10位  : C大阪/5,857
11位  : 京都/5,660
12位  : 名古屋/5,649
13位  : 神戸/5,321
14位  : 横浜FM/4,917
15位  : FC東京/4,564
16位  : 広島/3,913

ということで、去年もっともホームゲームの勝利の価値が高かったのは鳥栖!! 一番安かったのは広島!! え? これって鳥栖を褒めていいの? むしろ広島?! まぁ1勝を見るまでにこれくらいかかるってことですから、やっぱり広島が一番すごいってことですね。というか、鳥栖の勝利、それくらいの価値があるから見られたら大喜びするべきですよ。

2024年6月1日(土)10:45

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