ヴィッセル神戸のDF酒井高徳が、自身のSNSに長文を投稿。サポーターへの要求を綴っている。
今シーズンも神戸のディフェンスラインを支え、積極的な攻撃参加でもチームを牽引していた酒井。しかし、6月30日に行われた明治安田J1リーグ第21節の鹿島アントラーズ戦で負傷。右第4趾基節骨骨折と診断され、全治は受傷日より8~10週間の見込みとされている。
その酒井は自身のインスタグラムを更新。「思う事がある」として、サポーターの姿勢について言及。一喜一憂せず、最後の最後まで戦い抜く覚悟で一緒に戦ってほしいと訴えた。
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個人的に思う事が今シーズンはあって投稿を控えようかなと思ってたのですが、怪我のこともあり投稿します。
まずリリースにもあった通り怪我によってチームから離れます。
物事には必ず意味があると思っているので自分としてもしっかり向き合う時間にしたいと思います。
沢山のご心配やメッセージありがとうございます。
正直今年のチームに波があるのは中にいても外にいても感じてます。
ただそれはそういう年なだけであって本来いい時もあれば悪い時もあるが当たり前、全てが上手くいって運も味方してくれたのが去年それもそう言う年なだけ。
自分達は何もまだ得てない、何度も継続的に結果が出て初めて上の立場として試合ができる。たった一度の栄光で自分達の立ち位置を見失っちゃだめ。
それはチームが勿論そうであって、もう一つはサポーターもそう。
この話は世間一般のチームとサポーターの話ではなくてヴィッセル神戸というチームに対しての発言です。
誰が今最後の結果を断言出来ますか?誰も居ません。
じゃあどうするのか?最終節が終わるまで喰らい付こう、思ってる結果が出ないけど全員で最後自分達がなりたい姿だけを想像して闘い続けましょう。
あと15試合もある、しかないと考える人もいるけど僕が言いたいのはどちらも気にせずただ優勝する為に一喜一憂せず15試合闘おうヴィッセル全員で。
諦めたり一喜一憂してる奴らには結果は付いてこない。絶対に。
負けるのも勝つのもピッチに立ってる11人の責任で誰か1人や誰かの影響で勝敗がある訳じゃない。
僕らチームもバラバラにならず継続して諦めず闘います。なので12人目のサポーター達もどんな事があっても最後まで一緒になって僕らの背中を押してください。
もっと声出ます。
もっと敵が萎縮する位の雰囲気出せます。
もっと終盤にチームが勢い付くように後押し出来ます。
思い切った事を言ってるのは重々承知です。
これは一緒に強くなって行く為に自分が思う要求です。
なので最後結果が出なかった時は僕らはプロの世界、しっかり批判してブーイングして下さい。
こんな事言ってもどちらの結末になる事もあり得る。そこまでの過程がクラブとして大事。
ここからもっと一致団結しよう。ヴィッセル神戸に関わる全員で。
長くなってすいません…自分は今も選手達を信じてます‼︎必ず全員で結果を残してくれると!日々のみんなの試合に向けての努力を目の前で見てるから!
まだまだここから!
ちなみにこれに関する批判とか否定は残念ながら受け付けておりませんので️笑笑
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2023シーズンのJ1王者である神戸は、ここまで23試合を戦い3位。首位のFC町田ゼルビアとは勝ち点差「8」となっているが、まだまだ諦めるような状況ではない。
酒井の言葉を胸に、より背中を押す事ができるだろうか。
【写真】酒井高徳が自身の思うところを綴る