横浜F・マリノスと契約解除となったハリー・キューウェル元監督が、自身のインスタグラムで感謝と別れのメッセージを綴った。
2024シーズンから横浜FMの監督に就任したキューウェル氏。チームは開幕からAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との二足の草鞋を履く超過密日程をこなしながらも、ACLでは決勝まで進出。しかし、アル・アインの前に敗れ、クラブ最高位を達成も準優勝に終わった。
一方で、リーグ戦はケガ人の多さや過密日程が重なり調子が一向に上がらず。16年ぶりのリーグ戦4連敗を喫するなど、苦戦が続いていた。
そんな中、16日に契約解除が発表され、わずか半年での退任となってしまった。
退団に際してクラブを通じてのコメントがなかったキューウェル氏だが、自身のインスタグラムを更新。横浜FMへの感謝を綴るとともに、ファン・サポーターへも感謝を伝えた。
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横浜F・マリノスに関わる全ての方へ
今回、マリノスで監督をするチャンスを与えてくださった中山社長に心より感謝いたします。そして、過密日程の中でも私や選手たちに信じられないほどの応援でサポートし続けてくれた、ファン、サポーターの皆さんにも大変感謝しています。
私たちが掲げた目標を達成することはできませんでしたが、この旅路を振り返ると誇りに思えます。AFCチャンピオンズリーグで優勝を目指すのはとても大きな挑戦でもありました。残念ながら優勝は果たせませんでしたが、この大会で得た感情や思い出は忘れられないものとなりました。それもこれも、選手やファン、サポーターのみなさんのおかげです。
また、常に後方から支えてくれたクラブのスタッフ、社員のみなさん、本当にありがとうございました。今シーズンの残りとこれから先のご活躍を心から願っています。
日本は私にとって特別な場所であり続けます。
また近い将来戻って来れることを願っています。
ハリー
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【写真】クラブとファン・サポーターへ感謝を綴ったキューウェル氏