★3位G大阪、堅守健在も3戦ノーゴール…細谷真大&関根大輝が復帰の柏とドロー【明治安田J1第26節】

明治安田J1リーグ第26節の1試合が11日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルvsガンバ大阪は0-0のドローに終わった。

2連敗中の15位柏はパリ五輪帰りの関根大輝、細谷真大が先発復帰。

記事全文

明治安田J1リーグ第26節の1試合が11日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルvsガンバ大阪は0-0のドローに終わった。

2連敗中の15位柏はパリ五輪帰りの関根大輝、細谷真大が先発復帰。2戦未勝利の3位G大阪は出場停止明けの宇佐美貴史が倉田秋、そして古巣戦の山田康太とともに先発復帰を果たした。

前節が悪天候で流れ、充電十分の柏が開始1分経たずしてチャンス。ボックス左から細谷がシュートに持ち込むと、これがこぼれ球になり、そこに山田雄士が詰めるが、サイドネットを揺らすにとどまる。

柏に勢いを受ける入りとなるG大阪だが、6分に自陣ハーフウェイライン付近でのボール奪取からカウンター。左サイドに開いて受けた宇佐美がボックス左から鋭く左足を振り抜き、柏ゴールに迫ってみせる。

このシュートシーンはクロスバーの下側を叩いたボールがゴールラインの内側を割ったかどうか微妙とあって、VARチェックに。だが、ボールが完全にラインを割っていないとして、ノーゴールの判定となる。

気を取り直して押し上げる時間を増やしていくG大阪だが、柏も細谷と垣田裕暉の2トップが持つ強さを生かした攻めで対抗。崩す手前のものが多いものの、フィニッシュに対する積極性でペースを傾かせる。

G大阪も宇佐美や山田康太のシュートシーンを作るなか、柏は前半終了間際に関根が倉田との接触で左足を捻ったか、その後にプレーを続けられず。そのまま担架で運ばれるアクシデントに見舞われてしまう。

その関根に代わって片山瑛一を投入した柏は後半も立ち上がりから勢いよく、敵陣深くに仕掛けるシーンの数でも優勢に。だが、G大阪の抑えるべきところを抑えた守りをなかなか上回れない。

後半の半ばから互いに交代で試合を動かしにかかるなか、70分にジエゴが一本のスルーパスで一気に左サイドの裏に抜け出して柏に決定機。折り返しに木下康介が合わせるが、GK一森純が立ちはだかる。

その後も攻め切る部分で柏優勢のなか、切り札待機のウェルトンやダワンらを投入してひと刺しを狙ったG大阪だが、両チームともに3戦勝ちなしのドロー。G大阪は3戦ノーゴールとなっている。

柏レイソル 0-0 ガンバ大阪

2024年8月11日(日)21:15

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「共に戦ってきた仲間のおかげ」残留争いの柏で奮闘した10番マテウス・サヴィオがベストイレブン入り、さらなる成長へ「タイトルを目指して、より高みを目指して」
「あと1週間」のJ最終章/六川亨の日本サッカーの歩み
神戸がエース大迫勇也のPK失敗も土壇場ドロー、首位で最終節へ! 柏は5戦連続の後半AT被弾で残留決められず【明治安田J1第37節】
【J1注目プレビュー|第37節:柏vs神戸】残留を掴み取るか、連覇を掴み取るか…共に欲しいのは勝ち点3
J1残留争う直接対決は痛み分け…新潟が94分に藤原奏哉の劇的同点弾、柏は4戦連続の後半AT被弾でまたも勝ち点落とす【明治安田J1第36節】
戻る
© livedoor