★名古屋MF久保藤次郎が鳥栖に期限付き移籍加入 「残りのシーズンはライバルとして…」
サガン鳥栖は14日、名古屋グランパスからMF久保藤次郎(25)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、名古屋との公式戦は出場不可。
サガン鳥栖は14日、名古屋グランパスからMF久保藤次郎(25)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、名古屋との公式戦は出場不可。背番号「24」をつける。
グランパスみよしFC、帝京大学可児高校、中京大学を経て、藤枝MYFCでプロ入りのドリブラーは2023年夏から名古屋に完全移籍加入。プロ入り1年半でJ1にステップアップの移籍となるなかで、名古屋でシーズンインの今季はここまで公式戦17試合で1得点だった。
今季のここまでJ1で降格圏19位に沈むなか、この夏に監督交代だけでなく、複数選手が国内外に移籍するなど、揺れる鳥栖だが、加入を決断した久保はクラブの公式サイトでチームへの貢献を誓った。
「サガン鳥栖の皆様初めまして、名古屋グランパスから期限付き移籍してきました久保藤次郎です。強い覚悟を持ってきたつもりです。サガン鳥栖のために自分の持っているもの全てを出せるように頑張ります! よろしくお願いします」
一方の名古屋では感謝の言葉とともに、移籍に至るまでの経緯を明かした。
「グランパスファミリーの皆さま、いつも応援ありがとうございます。このたび、サガン鳥栖に期限付き移籍することになりました。名古屋グランパスは自分にとって特別なクラブであることは間違いありません。しかし同時にサッカー選手としてのキャリアも考えないといけません。とても悩みましたが自分を必要としてくれたサガン鳥栖で新しいチャレンジをし、サッカー選手としての価値を示すために今回この決断をさせていただきました」
「サガン鳥栖に行っても決して簡単な道ではありません。決断する時に大事なことは、どっちを取るかより決断した先での自分の行動だと思っています。将来のことは誰にも分かりませんが、自分は今できることに全身全霊を尽くします! 憧れだったグランパスですが、残りのシーズンはライバルとして戦います。でも、ピッチ外の久保藤次郎は1人のグランパスファミリーとして応援しています! また皆さまに会える日を信じて頑張ってきます!」
2024年8月14日(水)17:45