国際サッカー連盟(FIFA)は12日、今月3月の代表ウィークに予定するカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選の延期決定を発表した。延期分のスケジュールなどの詳細は追って決まる見込みだ。
南米サッカー連盟(CONMEBOL)と協議の末、延期を決めたというFIFAは「新型コロナウイルス(COVID-19)に関する状況を引き続き確認していき、常に全関係者の健康と安全の保護を目的として、スケジュールのさらなる変更の必要性があるか否かを決定していく」との方針を示している。
中国で流行り、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。フットボール界にも影響が出始め、ラ・リーガやセリエA、エールディビジといった欧州リーグだけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)などの欧州大会も延期に追い込まれ、先日にカタールW杯アジア予選の見送りも決まっている。