7日、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)の欧州予選の組み合わせ抽選会が実施される。
新型コロナウイルス(COVID-19)が依然として終息に向かわない中、今年予定されていたユーロ2020は1年延期に。そのため、2年連続でヨーロッパ諸国にとってはビッグイベントが行われることとなる。
◆ダビド・ビジャが決めたワールドカップでのゴール!
抽選会は現地時間17時(日本時間26時)にFIFA本部があるスイスのチューリヒで開催。通常であれば代表者や監督らが集まるイベントだが、現在の状況を鑑みてオンラインのイベントになる。
ヨーロッパの55の国と地域が出場するW杯欧州予選。55カ国がUEFAランキングで6つのポットに分けられ、それぞれのポットから1カ国ずつが選択。6カ国のグループと5カ国のグループがそれぞれ5つ作られることとなる。
◆各国のポット分けは?
各国のポット分けは以下の通り。ポット1とポット2は強豪国が揃っており、ポット3との兼ね合いでは死のグループも作られてしまうことになる。
ポット1:ベルギー、フランス、イングランド、ポルトガル、スペイン、イタリア、クロアチア、デンマーク、ドイツ、オランダ
ポット2:スイス、ウェールズ、ポーランド、スウェーデン、オーストリア、ウクライナ、セルビア、トルコ、スロバキア、ルーマニア
ポット3:ロシア、ハンガリー、アイルランド、チェコ、ノルウェー、北アイルランド、アイスランド、スコットランド、ギリシャ、フィンランド
ポット4:ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、モンテネグロ、北マケドニア、アルバニア、ブルガリア、イスラエル、ベラルーシ、ジョージア、ルクセンブルグ
ポット5:アルメニア、キプロス、フェロー諸島、アゼルバイジャン、エストニア、カザフスタン、コソボ、リトアニア、ラトビア、アンドラ
ポット6:マルタ、モルドバ、リヒテンシュタイン、ジブラルタル、サンマリノ
◆出場国数は?スケジュールは?
まず、UEFAネーションズリーグ2020-21でファイナル4に勝ち残ったベルギー、フランス、イタリア、スペインに関しては、5カ国のグループになることが決定している。
また、ヨーロッパからは13カ国がカタールW杯に出場。10カ国は各グループの首位チームが出場となる。
プレーオフに関しては、各グループ2位の10カ国に加え、UEFAネーションズリーグ2020-21でグループ首位になった国のうち、予選でグループ2位以内に入れなかった2カ国が参加し、12カ国で3枠を争うことに。3つのグループに分かれてトーナメントを行い、勝者の3カ国が本大会に出場することとなる。
なお、予選は2021年3月からスタート。2022年3月にプレーオフが行われる。
2021年3月:第1節〜第3節
2021年9月:第4節〜第6節
2021年10月:第7節、第8節
2021年11月:第9節、第10節
2022年3月:プレーオフ
カタールW杯は、初の冬開催。2022年11月21日から12月18日にかけて開催され、28日間と短縮。5つの都市、8会場で32カ国が戦う。