★ネイマール1G1Aのブラジルがエクアドル撃破で開幕5連勝!《カタールW杯南米予選》
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現地時間4日、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第7節のブラジル代表vsエクアドル代表が行われ、ホームのブラジルが2-0で勝利した。
3月に開催予定だった第5節と第6節が延期となった中、第7節が前倒しで行われた。
現地時間4日、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第7節のブラジル代表vsエクアドル代表が行われ、ホームのブラジルが2-0で勝利した。
3月に開催予定だった第5節と第6節が延期となった中、第7節が前倒しで行われた。
現在、4戦全勝のブラジル(勝ち点12/1位)は、エクアドル(勝ち点9/3位)をホームで迎え撃った。
新型コロナウイルスの感染拡大の中での自国開催が決定したコパ・アメリカに対するボイコットの可能性も報じられる渦中のブラジルだが、今回の一戦では攻守両面で戦う姿勢をきっちり示した。
最前線に入ったガブリエウ・バルボサを除き守護神アリソン、マルキーニョス、カゼミロ、ネイマール、リシャルリソン、ヨーロッパで活躍する主力を並べたチッチ率いるチームは、立ち上がりからボールの主導権を握る。
だが、球際を強調するエクアドルのタイトな守備に苦戦。23分にはリシャルリソンのお膳立てからボックス右に抜け出したガビゴルに決定機も、ここは飛び出したGKにうまくコースを消される。
その後はなかなか決定機まで至らない状況が続くも、前半終了間際にはネイマールの強烈なミドルシュートで相手GKを脅かすなど、徐々に良い形を作り出して試合を折り返した。
0-0で迎えた後半もファウルを辞さないエクアドルにうまく試合のテンポを落とされてリズムを掴み切れないホームチーム。それでも、身体を張ったプレーで失点を許さずにいると、65分にはボックス左でネイマールのパスを受けたリシャルリソンが左足の強烈なシュートを放つ。これがGKの手を弾いてゴールネットを揺らした。
その後はガビゴルの2度の決定機逸が響き試合を殺せないブラジルだが、試合終了間際には二転三転する流れから追加点が生まれる。
85分、ボックス内で途中出場のガブリエウ・ジェズスが相手DFに後ろから足を蹴られると、オンフィールドレビューの結果、PKが与えられる。キッカーのネイマールが左を狙ったシュートはGKドミンゲスに止められるが、再度VARの確認が入ると、ドミンゲスがPK時にゴールラインに足を残していなかったとの判定で蹴り直しに。そして、ネイマールが今度こそ冷静に流し込んだ。
エクアドルに苦戦を強いられながらもネイマールの1ゴール1アシストの活躍で勝ち切ったブラジルが、開幕5戦全勝で首位キープに成功した。
◆カタールW杯南米予選第7節
▽6/4(金)
ブラジル代表 2-0 エクアドル代表
1-0:65分 リシャルリソン(ブラジル)
2-0:94分 ネイマール(ブラジル)
▽6/3(木)
アルゼンチン代表 1-1 チリ代表
ペルー代表 0-3 コロンビア代表
ボリビア代表 3-1 ベネズエラ代表
ウルグアイ代表 0-0 パラグアイ代表
【順位表】カタールW杯南米予選第7節
勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点)
1位:ブラジル 15(5/5/0/0/14/2)
2位:アルゼンチン 11(5/3/2/0/7/3)
3位:エクアドル 9(5/3/0/2/13/8)
4位:パラグアイ 7(5/1/4/0/6/5)
5位:ウルグアイ 7(5/2/1/2/7/7)
6位:コロンビア 7(5/2/1/2/9/11)
7位:チリ 5(5/1/2/2/7/7/5)
8位:ボリビア 4(5/1/1/3/8/13)
9位:ベネズエラ 3(5/1/0/4/2/9)
10位:ペルー 1(5/0/1/4/4/13)
2021年6月5日(土)18:11