★イングランドが後半の4ゴールでハンガリーを敵地で撃破! 予選全勝を継続《カタールW杯欧州予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループI第4節、ハンガリー代表vsイングランド代表が2日に行われ、アウェイのイングランドが0-4で快勝した。

ユーロ2020の準優勝チームとして予選再開を迎えたグループ3戦全勝のイングランド。

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループI第4節、ハンガリー代表vsイングランド代表が2日に行われ、アウェイのイングランドが0-4で快勝した。

ユーロ2020の準優勝チームとして予選再開を迎えたグループ3戦全勝のイングランド。3戦無敗でグループ2位に付けるハンガリーとの首位攻防戦ではベンチにアレクサンダー=アーノルドやバンフォード、リンガードが入ったものの、ユーロ本大会の主力がスタメンで並んだ。注目の前線は1トップにケイン、2列目に右からスターリング、マウント、グリーリッシュという並びになった。

立ち上がりからグリーリッシュとショーの左サイドを起点に相手を押し込んでいくイングランドだが、守備時に5バックとなるハンガリーの粘り強い守備に手を焼く。

20分にはボックス手前中央でグリーリッシュから横パスを受けたケインが良い形で右足を振るが、このシュートは枠を捉え切れない。その後もアタッキングサードで一工夫足りないイングランドは完全に攻めあぐねる状況に。逆に、前半終了間際にはボックス手前の際どい位置でFKを与えてしまうが、ショボスライのシュートは精度を欠き事なきを得た。

迎えた後半、立ち上がりの50分にウォーカーのスルーパスに抜け出したケインにこの試合最大の決定機が訪れるが、これはGKグラーチの勇敢な飛び出しに阻まれてゴールとはならず。

この決定機逸によって以降も難しい展開が予想されたが、ユーロ準優勝チームはここから地力を見せつける。

まずは55分、ライスの中盤でのボール奪取からカウンターを発動。グリーリッシュが左サイドでタメを作り、オーバーラップしてきたマウントに繋ぐと、マウントが左足で丁寧に折り返したボールをボックス中央のスターリングが右足ダイレクトでゴール右隅へ流し込んだ。

鮮やかなカウンターからようやく先制に成功したイングランドはここから畳みかける。64分、中盤で相手のフィードを撥ね返すと、右サイドでマウント、スターリングとスムーズにボールが繋がり、スターリングがクロスを供給。このクロスはDFに触られてイメージ通りとはいかなかったが、ゴール前に飛び込んだケインがダイビングヘッドで合わせた。

続く69分には左CKの場面でキッカーのショーが左足アウトスウィングで入れたクロスをボックス中央のマグワイアがヘディングで合わす。一度GKに触られたものの、ボールはそのままゴールネットに吸い込まれた。

これで完全にノッたイングランドは以降もスターリング、ケインが貪欲にゴールへ迫るなど、完全に試合の主導権を掌握。87分にはボックス内で細かい仕掛けを見せたグリーリッシュが相手守備の視線を引き付けて丁寧なマイナスのパスを供給。ペナルティアーク付近で待ち構えていたライスが抑えの利いた右足のミドルシュートを突き刺し、試合を決定づける4点目とした。

そして、交代カードを切りながらホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったイングランドが、後半の4ゴールによって敵地で4-0の快勝。今予選で4戦全勝と好調を維持している。

なお、同日行われたその他の試合ではポーランド代表がアルバニア代表に4-1、アンドラ代表がサン・マリノ代表に2-0で勝利している。

ポーランドでは主砲レヴァンドフスキの先制点を皮切りに、クリホヴィアク、リネティとベテラン3選手がゴールを挙げてアルバニアに大勝している。

ハンガリー代表 0-4 イングランド代表
【イングランド】
スターリング(後10)
ケイン(後18)
マグワイア(後24)
ライス(後42)

2021年9月3日(金)6:15

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