★オーストラリア&サウジアラビアが2連勝! 日本撃破のオマーンはサウジに惜敗《カタールW杯アジア最終予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第2節が7日に行われた。

日本代表と共にグループ本命に挙がるオーストラリア代表は、ベトナム代表とアウェイで対戦し、1-0の勝利を収めた。

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第2節が7日に行われた。

日本代表と共にグループ本命に挙がるオーストラリア代表は、ベトナム代表とアウェイで対戦し、1-0の勝利を収めた。

中国代表相手に快勝を収めたオーストラリアは初戦から若干のメンバー変更を敢行。セレッソ大阪のアダム・タガートが引き続きスタメンを飾り、ファジアーノ岡山のミッチェル・デュークは引き続きベンチスタートとなった。対するベトナムではタガートと同じC大阪のGKダン・バン・ラムがスタメン起用となった。

試合は戦前の予想通り、オーストラリアが70%を超えるボール支配率で押し込んでいく。だが、ベトナムもボックス付近では人数をかけた粘りの守備で決定機まで持ち込ませない。

それでも、43分には波状攻撃からボックス手前左のフルスティッチが浮き球でファーに入れたクロスを右サイドバックのグラントが冷静に頭で合わせてゴールネットを揺らした。

迎えた後半も試合の主導権を握るオーストラリアはなかなか追加点を奪えないものの、きっちりゲームをコントロール。その後、メンバーを入れ替えていく中で66分にはタガートを下げてデュークをピッチへ送り込む。

87分には味方のクリアブロックに反応したデュークがそのままボックス内に持ち込んでゴールネットを揺らしたが、これはわずかにオフサイドラインを越えており、2試合連続ゴールは認められず。

それでも、ホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったオーストラリアが2戦連続のクリーンシートで予選2連勝を飾った。

また、同日行われたオマーン代表vsサウジアラビア代表は、アウェイのサウジアラビアが0-1で勝利した。

日本代表を破ったオマーンと、ベトナムを逆転で退けたサウジアラビアが、連勝を懸けて激突した一戦。

試合はサウジアラビアがボールを握り、オマーンがカウンターで応戦する構図の下で一進一退の攻防が続く。互いに狙い通りの形を見せる一方、相手の集中した守備を上回る攻撃を見せられない。

28分にはオマーンがロングカウンターから相手陣内で3対1の数的優位を作るが、ここはラストパスの精度を欠き絶好機を逸する。すると、前半終了間際の42分にはサウジアラビアが鮮やかな連携からゴールをこじ開ける。

右サイドに流れたアル=ファラジから浮き球のクロスが入ると、これに反応したアル=ムワラッドがボックス右で足裏を使った巧みなボールタッチでマイナスに落とす。これをアル=シェフリがDFに囲まれながらも右足のシュートで流し込んだ。

実力拮抗もサウジアラビアの1点リードで折り返した試合。後半はオマーンがいきなりゴールへ迫る。50分、右サイド深くで仕掛けたアルヤヒヤエイが鋭いクロスを入れると、ニアに飛び込んだアル・ハジリがダイビングヘッドで合わすが、これはGKの好守に遭う。

一方、後半は守勢に回ったサウジアラビアは56分、左サイドで高い位置を取ったアル=シャハラニの狙いすましたクロスをアル=シェフリがダイビングヘッドで合わすが、このシュートはわずかに枠の左へ外れた。

以降、互いに交代カードを切っていくが、サウジアラビアが老獪な試合運びで1点差を維持。試合は最少得点差のままで終盤に突入。5分が加えられた後半アディショナルにはホームのオマーンが猛攻に打って出てミドルシュートやセットプレーから再三のゴールに迫る場面を作り出す。だが、サウジアラビアの身体を張った堅守をこじ開けるまでには至らず。

この結果、オーマンを敵地で退けたサウジアラビアが予選2連勝を飾った。

ベトナム代表 0-1 オーストラリア代表
【オーストラリア】
グラント(43分)

オマーン代表 0-1 サウジアラビア代表
【サウジアラビア】
アル=シェフリ(42分)

2021年9月8日(水)3:02

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