★フランスがグリーズマン2発で公式戦6戦ぶりの白星!《カタールW杯欧州予選》
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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループD第6節、フランス代表vsフィンランド代表が7日に行われ、ホームのフランスが2-0で勝利した。
現在、公式戦5戦連続ドローと停滞感が漂うフランスは、前節ウクライナ代表を相手に辛くも1-1のドローに持ち込み、グループ首位をキープした。
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループD第6節、フランス代表vsフィンランド代表が7日に行われ、ホームのフランスが2-0で勝利した。
現在、公式戦5戦連続ドローと停滞感が漂うフランスは、前節ウクライナ代表を相手に辛くも1-1のドローに持ち込み、グループ首位をキープした。6戦ぶりの白星を狙う一戦では2試合未消化ながら5ポイント差で2位に付けるグループ2位のフィンランドと対戦した。
デシャン監督はこの一戦で先発3人を変更。チュアメニ、ディーニュ、コマンに替えてヴァラン、ベンゼマ、フル代表デビューとなったテオ・エルナンデスを起用。システムを[4-4-2]から[3-4-1-2]の形に変更した。
開始直後こそ相手の勢いに晒されたフランスだったが、時間の経過と共に相手を押し込んでいく。トップ下のグリーズマン、マルシャルとベンゼマの2トップが流動的な動きで相手守備に揺さぶりをかける。11分にはCKの二次攻撃からテオが得意の左足を振っていくが、これは枠の右に外れる。
その後、20分を過ぎた辺りから攻撃のエンジンがかかり始めたフランスは22分、右サイドに流れたベンゼマがグリーズマンとの短いパス交換でボックス内に切り込んで左足の強烈なシュートを枠に飛ばすが、これはGKの好守に遭う。
だが、直後の25分には波状攻撃から左サイドに張るマルシャルにボールを預けてボックス内に侵入したグリーズマンがベンゼマからのダイレクトパスを受けると、巧みなファーストタッチでDFを一瞬外して左足アウトサイドを使った見事なシュートをゴール右隅へ突き刺した。
グリーズマンのゴールで先制に成功したフランスは勢いづいて相手を攻め立てる。31分にはボックス右に抜け出したドュボワがGKと一対一の決定機を迎えれば、38分にはグリーズマン、マルシャルと繋ぎ最後はボックス中央に侵入したベンゼマに絶好機も、ここはDFの決死のブロックに遭う。さらに、ハーフタイムにかけてもポグバのミドルシュートなどでフィニッシュの数を増やしていくが、追加点を奪うまでには至らず。
後半も集中した入りを見せたフランスは早い時間帯に2点目を奪い切る。53分、ベンゼマのボールキープから右サイドで高い位置を取ったデュボワにボールが展開されると、デュボワからショートパスを受けたグリーズマンがゴール右に持ち込む。シュートコースを消されたかに思われたが、グリーズマンは利き足とは逆の右足でニア下を射抜いた。
グリーズマンの2ゴールでフィンランドを突き放したホームチームは、60分にもベンゼマとグリーズマンの好連携からグリーズマンにハットトリックのチャンスが訪れるが、これは枠を捉え切れず。
その後、デュボワ、キンペンベの負傷によってムキエレ、ラングレの緊急投入を余儀なくされたものの、完全に試合の主導権を握るフランスは、相手に決定機はおろか、ほとんどシュート機会も与えぬまま試合をクローズ。
新布陣もまずまず機能した上、悩めるグリーズマンが2ゴールを奪う実り多き内容で、公式戦6試合ぶりの白星と共にグループ首位キープに成功した。
また、同日行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsカザフスタン代表は、2-2のドローに終わっている。
フランス代表 2-0 フィンランド代表
【フランス】
グリーズマン(25分)
グリーズマン(53分)
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 2-2 カザフスタン代表
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
ピャニッチ(74分[PK])
メナロ(86分)
【カザフスタン】
クアト(52分)
ザイヌトディノフ(95分)
2021年9月8日(水)5:47