★ブラジルがコロンビアとドローで連勝ストップ…アルゼンチンはウルグアイに3発快勝《カタールW杯南米予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第5節が日本時間11日に行われた。

ここまで9戦全勝で首位を快走するブラジル代表は敵地でストレートイン圏外の5位に位置するコロンビア代表と対戦した。

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カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第5節が日本時間11日に行われた。

ここまで9戦全勝で首位を快走するブラジル代表は敵地でストレートイン圏外の5位に位置するコロンビア代表と対戦した。出場停止明けのネイマールやアレックス・サンドロらがスタメン復帰したブラジルはガブリエウ・バルボサを1トップ、ガブリエウ・ジェズス、ネイマール、パケタを2列目に配した[4-2-3-1]でスタート。対するコロンビアはハメス・ロドリゲスが招集外も、好調ファルカオやルイス・ディアス、キンテロが前線で起用された。

立ち上がりからボールを握って相手を押し込むブラジルは13分にネイマールのスルーパスに抜け出したパケタに絶好機も、体勢を崩しながら放ったシュートは枠の右に外れる。以降はネイマールを起点に幾度か良い崩しを見せるものの、最後の場面で身体を張る相手の守備に苦戦。ただ、守備ではフィニッシュで攻撃を終える意識が強いコロンビアにより多くのシュートを打たれたものの、GKアリソンが脅かされる場面はほぼなかった。

しかし、後半に入って前半以上に攻撃のリズムを掴めずにいると、流れを変えたいチッチ監督はハフィーニャ、アントニーを投入し、攻撃の活性化を図った。すると、そのハフィーニャが77分に右サイドからのカットインで鋭い左足を放てば、84分には鋭い右クロスでこの試合最大の決定機を演出。だが、アントニーがゴール至近距離で放ったスライディングシュートはGKオスピナのビッグセーブに阻まれた。結局、このまま0-0でタイムアップを迎え、今予選10戦目にして初のドローとなり、連勝が「9」でストップした。

また、ブラジルを8ポイント差で追いかける2位のアルゼンチン代表は4位のウルグアイ代表とホームで対戦。ルイス・スアレスの連続したシュートチャンスをGKエミリアーノ・マルティネスのセーブなどで凌ぎつつ、相手のゴールをこじ開けにかかると、38分にメッシがゴール前に左足で出した浮き球パスが混戦と被り、対応が乱れた相手GKの処理ミスを突いて、アルゼンチンが先制に成功する。さらに、44分にもボックス中央のルーズボールをデ・パウルが押し込み、前半のうちにウルグアイを突き放した。

そのアルゼンチンは後半も攻撃の手を緩めず、攻め立てると、62分にデ・パウルが右サイドから右足で折り返したボールがゴール前を抜け、ファーサイドでフリーのラウタロ・マルティネスが試合の行方を決定づける3点目を奪取。メッシを中心にした攻撃でウルグアイを攻め崩したアルゼンチンが今予選6勝目を掴み取り、足踏みのブラジルとの勝ち点差を「6」に縮めた。そのほか、3位のエクアドル代表は最下位のベネズエラ代表に1-2で敗戦。他会場の結果で3位の座こそ守ったが、痛い1敗となった。

◆第5節
コロンビア代表 0-0 ブラジル代表
アルゼンチン代表 3-0 ウルグアイ代表
ボリビア代表 1-0 ペルー代表
ベネズエラ代表 2-1 エクアドル代表
チリ代表 2-0 パラグアイ代表

◆順位表
勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点)
1位:ブラジル 28(10/9/1/0/22/3)
2位:アルゼンチン 22(10/6/4/0/18/6)
3位:エクアドル 16(11/5/1/5/20/13)
4位:ウルグアイ 16(11/4/4/3/13/13)
ーーーーW杯出場
5位:コロンビア 15(11/3/6/2/16/16)
ーーーー大陸間PO
6位:パラグアイ 12(11/2/6/3/9/13)
7位:ペルー 11(11/3/2/6/10/18)
8位:チリ 10(11/2/4/5/11/14)
9位:ボリビア 9(11/2/3/6/13/25)
10位:ベネズエラ 7(11/2/1/8/8/19)

2021年10月11日(月)12:00

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