★スロバキアとドローのクロアチアが2位に後退… 4連勝のロシアが首位に浮上!《カタールW杯欧州予選》
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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループH第8節が11日に各地で行われた。
欧州予選3連勝中で首位に立つクロアチア代表は、ホームで4位のスロバキア代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループH第8節が11日に各地で行われた。
欧州予選3連勝中で首位に立つクロアチア代表は、ホームで4位のスロバキア代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。
3日前のキプロス代表戦を3-0で完勝したクロアチアは、その試合からスタメンを4人変更。ヴラシッチやコバチッチ、チャレタ=ツァルらに替えてパシャリッチやイバンシッツ、ヴィダらがスタメンに起用された。
試合は地力で勝るクロアチアが良い立ち上がりを見せたが、先制したのはスロバキアだった。20分、バイタルエリア右で獲得したFKからハムシクがクロスを供給すると、ゴール左手前に抜け出したシュクリニアルがヘディングシュートを叩き込んだ。
先制を許したクロアチアの反撃は25分、モドリッチの左CKが相手DFのクリアミスを誘うと、ゴール前のクラマリッチがヘディングシュート。これが相手GKを強襲すると、GKロダークが弾ききれずゴールネットを揺らした。
追いつかれたスロバキアは40分にアクシデント。右CKを蹴ったハムシクが足を痛めると、プレー続行不可能となりベロを緊急投入。それでも45分、クツカのスルーパスでボックス右から侵入したアルマーシのダイレクトクロスをファーサイドで受けたハラスリンがニアサイドにシュートを突き刺した。
勝ち越しを許したクロアチアは、71分にモドリッチがペナルティアーク左でクツカに倒されFKを獲得。これをモドリッチが直接狙うと、壁の間を抜けたシュートがゴール左に吸い込まれた。
同点弾で勢いづくクロアチアは、83分にもクラマリッチの右クロスからゴール前での混戦が生まれると、最後は走り込んだヴラシッチがゴールネットを揺らしたが、VAR検証でゴール前のペリシッチのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。同時刻に行われた試合でグループ2位のロシア代表がスロベニアに勝利したため、ロシアが首位に浮上。クロアチアは2位に後退した。
そのほか、グループ最下位のキプロス代表vsグループ5位のマルタ代表は2-2で引き分けている。
◆グループH第7節 結果
クロアチア 2-2 スロバキア
スロベニア 1-2 ロシア
キプロス 2-2 マルタ
2021年10月12日(火)6:15