★ドイツが4発快勝で予選を締めくくる! 北マケドニアが2位でPO進出《カタールW杯欧州予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループJ最終節、アルメニア代表vsドイツ代表が14日に行われ、アウェイのドイツが1-4で快勝した。

先月のインターナショナルマッチウィークに最速での本大会出場を決めたドイツ(勝ち点24)は、前節のリヒテンシュタイン代表戦でも9-0の圧勝を飾っている。

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループJ最終節、アルメニア代表vsドイツ代表が14日に行われ、アウェイのドイツが1-4で快勝した。

先月のインターナショナルマッチウィークに最速での本大会出場を決めたドイツ(勝ち点24)は、前節のリヒテンシュタイン代表戦でも9-0の圧勝を飾っている。勝利で予選を飾りたいハンジ・フリック率いるチームは、主将GKノイアーやリュディガーといった主力を遠征メンバーから外し、この試合ではラウムやター、ノイハウスらをスタメンで起用した。

アウェイのドイツは両ウイングバックにホフマンとラウム、前線にミュラー、ハヴァーツ、サネを並べた[3-4-2-1]の布陣を採用。ノイハウスが中盤の底でバランスを取りつつ、中盤と前線が非常に流動的なポジショニングで相手の守備に的を絞らせない変幻自在の攻めを見せる。5分にはサネの抜け出しからゴール前に走り込んだハヴァーツにいきなり決定機も、ワンタッチシュートは左ポストを叩いた。

以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開するドイツは15分、相手陣内右サイドでミュラーとのワンツーでボックス右まで抜け出したホフマンからの丁寧なグラウンダーのクロスを、ゴール前に走り込んだハヴァーツが左足のワンタッチで仕留めた。

早い時間帯に試合を動かしたドイツは幾度か不用意なボールロストから相手にカウンターチャンスを与えた一方、サネを中心に相手ゴールへ迫っていく。すると、前半終了間際にはボックス内に飛び出したノイハウスが相手DFのファウルを誘い、オンフィールドレビューの結果、PKを獲得。これをキッカーのギュンドアンが冷静に決め、前半ラストプレーで2点目を奪った。

後半も畳みかけるドイツは50分、ペナルティアーク付近でギュンドアンが放ったミドルシュートが相手GKの後逸を誘発し、幸先よく3点目を奪取。その後、59分にはノイハウスのボックス内でのファウルで与えたPKをムヒタリアンに決められてクリーンシートを逃した。

この失点直後にミュラー、サネ、ギュンドアンと主力を下げてアルノルトとエンメチャのヴォルフスブルクコンビ、ブラントを投入したドイツは、64分にムヒタリアンの不用意なバックパスを高い位置で奪ったホフマンがミドルシュートを突き刺し、再び点差を3点に戻した。

その後、フォラントやバクを投入して試合をクローズしたドイツが4-1の快勝で今予選を勝利で締めくくった。

また、2位の北マケドニア代表(勝ち点15)、3位のルーマニア代表(勝ち点14)に絞られたプレーオフ争いでは、北マケドニアがエルマスの2ゴールなどでアイスランド代表に3-1、ルーマニアがリヒテンシュタインに2-0で共に勝利した。

この結果、北マケドニアが2位の座を死守してプレーオフ進出を決めている。

アルメニア代表 1-4 ドイツ代表
【アルメニア】
ムヒタリアン(59分[PK])
【ドイツ】
ハヴァーツ(15分)
ギュンドアン(45分+4[PK])
ギュンドアン(50分)
J・ホフマン(64分)

北マケドニア代表 3-1 アイスランド代表

リヒテンシュタイン代表 2-0 ルーマニア代表

◆グループJ最終順位
(勝ち点、得失点差)

1.ドイツ 27pt +32
――本大会出場――
2.北マケドニア 18pt +12
――PO進出――
3.ルーマニア 17pt +5
4.アルメニア 12pt -11
5.アイスランド 9pt -6
6.リヒテンシュタイン 1pt -32

2021年11月15日(月)3:56

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