★首位イラン&2位韓国が共に3発快勝! UAEが3位に浮上《カタールW杯アジア最終予選》

Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第6節が16日に行われた。

ここまで3勝2分けの無敗でグループ2位に位置する韓国代表(勝ち点11)は、敵地で4位のイラク代表(勝ち点4)と対戦し、3-0で快勝した。

記事全文

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第6節が16日に行われた。

ここまで3勝2分けの無敗でグループ2位に位置する韓国代表(勝ち点11)は、敵地で4位のイラク代表(勝ち点4)と対戦し、3-0で快勝した。

前節のレバノン代表戦をファン・ヒチャンのPKによるゴールで競り勝った韓国は、この試合に向けて柏レイソルに在籍するGKキム・スンギュやキム・ミンジェ、ファン・ヒチャン、ソン・フンミンら主力を起用。最前線にはチョ・ゲスンが入った。

立ち上がりから優勢に試合を運ぶ韓国は、サイドを起点に相手を揺さぶりながらソン・フンミンらが枠内へシュートを飛ばしていくが、決定機まであと一歩という状況が続く。

それでも、前半半ば過ぎの33分には左サイドのファン・ヒチャンの中への持ち出しから右へボールを展開すると、深い位置を取ったイ・ヨンが浮き球のクロスを供給。これをボックス左に走り込んだキム・ジンスが体勢を崩しながらもワンタッチで折り返すと、ボックス右でフリーのイ・ジェソンが冷静にゴールネットへ流し込んだ。

1点リードで試合を折り返した韓国は後半もボールの主導権を握って試合をコントロール。だが、なかなか決定機まで持ち込めない状況が続く。だが、後半半ば過ぎにチョ・ゲスンがボックス内で倒されてPKを獲得。ここでエースのソン・フンミンがキッカーを務める。一度目のPKをきっちり決めたが、味方が先にボックス内に侵入したとの判定で蹴り直しとなるが、2度目のPKもきっちり決めた。

さらに、直後の79分にはカウンターから右サイドのソン・フンミンが鮮やかな仕掛けで長い距離を持ち上がり、ボックス付近で左を並走するファン・ヒチャンへラストパス。ここでファン・ヒチャンは冷静なシュートフェイントから内でフリーのチョン・ウヨンに短く落とすと、チョン・ウヨンの強烈な右足のシュートがゴール左隅へ決まった。

その後、イラクの反撃を無失点で凌ぎ切った韓国が3-0の快勝で連勝を飾っている。

また、4勝1分けで首位に立つイラン代表(勝ち点13)は、敵地で最下位のシリア代表(勝ち点2)と対戦し、3-0で勝利した。

立ち上がりから押し気味に試合を運ぶイランは、早い時間帯の先制点とはならなかったものの、前半半ばから終盤にかけて畳みかける攻めを見せる。

まずは33分、ロングカウンターからアミリの浮き球のフィードに抜け出したアズムンが巧みなファーストタッチでボールを収めてそのままボックス内まで運ぶと、冷静にGKとの一対一を制す。続く42分には左CKの流れから相手のボックス内でのハンドによって得たPKをキッカーのハジサフィが冷静に決めた。

2点リードを得て臨んだ後半はゲームコントロールを優先しつつ、点を取るために前へ出てきたシリアに対してカウンターから3点目を目指す展開に。

なかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたものの、試合終了間際の89分にはカウンターから左サイドを見事な個人技でこじ開けたゴリザデが試合を決定づける3点目を奪った。この結果、敵地で快勝のイランが首位キープに成功している。

なお、3位のレバノン(勝ち点5)と5位のUAE代表(勝ち点3)は、試合終盤のマブフートのPK弾によってUAEが1-0で勝利を収めた。

イラク代表 0-3 韓国代表
【韓国】
イ・ジェソン(33分)
ソン・フンミン(75分[PK])
チョン・ウヨン(79分)

シリア代表 0-3 イラン代表
【イラン】
アズムン(33分)
ハジサフィ(42分[PK])
ゴリザデ(89分)

レバノン代表 0-1 UAE代表
【UAE】
マブフート(85分[PK])

2021年11月17日(水)2:59

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor